調理前・調理中・食事の前などに手を洗う

調理の前には必ず、手洗いしましょう。きれいに見えても手は意外に汚れています。

調理前のほかに、生の鶏肉を触ったあと、盛り付けの前、食事の前などのタイミングでも手洗いをします。また、調理や食事の途中でトイレに行ったり、ペット(動物)の世話をしたりしたあともの手洗いを忘れずに。(※3)

冷蔵保存・食べるときは再加熱

鶏肉とゆで汁を保存するときは、なるべく早く冷ましてから冷蔵庫に入れます。保存容器はもちろん、清潔なものを使用してください。浅い保存容器に小分けをすると、冷めやすいですよ。

冷蔵保存した鶏肉やゆで汁を食べるとき、温め直しますが、その際も十分に加熱しましょう。加熱の目安は75℃1分以上です。(※1)

鶏肉のゆで汁の活用方法例

ゆで汁の活用方法例

  1. スープ
  2. カレー
  3. 炊き込みごはん
鶏肉のゆで汁は、うま味やコラーゲンがたっぷりです。十分加熱して、取り扱い・保存を適切におこなえば、安心して使えます。いろいろな料理にアレンジしてみましょう。

ゆで汁を活用するなら、卵やわかめを入れて作るスープ、スパイスで味付けするカレーがおすすめです。ゆで汁を炊き込むごはんやカオマンガイもおいしいですよ。(※1,2)

鶏肉のゆで汁は早めに消費をしよう

ゆで汁(スープ)は、食中毒を起こしやすい料理のひとつです。早めに消費してください。

ゆで汁をすぐに使わないときは、浅い容器に入れて冷まし、冷蔵保存します。食中毒の原因菌は常温で増殖するため、ゆで汁を室温に放置するのはやめましょう。保存したゆで汁の再加熱は中心温度75℃1分以上で、しっかりおこなってください。(※1,4)

鶏肉のゆで汁フル活用!アレンジレシピ4選

1. わかめと卵のとろみスープ

鶏むね肉のゆで汁で作る、わかめと卵入りのスープ。水溶き片栗粉でとろみを付けるので、卵がふんわりと仕上がり、のどごしもいいですよ。味付けのポイントは、オイスターソース。あっさりとした風味のスープにコクをプラスできるのでぜひ、お試しください。

2. 豆腐とキムチの鶏スープ

鶏むね肉のゆで汁とキムチを使うと、ピリ辛風味のおいしいスープが作れます。しょうがを加えて加熱すると、ショウガオールという成分により体がぽかぽか温まりますよ。具材に絹豆腐や油揚げが入り、栄養豊富です。小ねぎを散らすと、彩りもばっちり。(※5)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ