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オクラが黒くなっているものは食べられる?
粘りが特徴的な野菜であるオクラ。いざ食べようと思って見ると黒っぽく変色しているなんて経験はありませんか?オクラの黒い部分は基本的に食べられます。ですが、場合によっては食べられないこともありますよ。その見分け方について、詳しく見ていきましょう。
オクラの中身が黒い場合は食べないようにしよう
食べられるか、食べられないかを見分けるポイントのひとつが「中身の色」。通常、オクラの中の部分は白色をしていますが、傷むと黒色や茶色に変色します。種が黒い場合や中身が黒い場合は、傷みがすすんでいることが考えられるため、食べるのを避けましょう。
オクラに黒い部分ができてしまう原因とは?
黒くなる原因
- 低温障害によるもの
- 酸化によるもの
- 病気によるもの
低温障害によるもの
夏に旬を迎えるオクラ。暖かい場所で育つため、寒さに弱い性質があります。そのため、5℃以下で保存すると低温障害によって黒く変色してしまうおそれが。オクラの保存温度の適温は10℃前後です。夏はそのまま冷蔵庫に入れずに、新聞紙にくるんでから野菜室へ。冬は冷暗所で保存するとよいでしょう。(※1)
酸化によるもの
オクラには、鉄分が含まれています。栽培中や収穫中にオクラの表面や切り口にキズが生じ、鉄分が空気に触れると酸化が進み、黒く変色することがありますよ。オクラの表面のみ黒く、中が白い場合は問題なく食べられます。(※2,3)
病気によるもの
植物であるオクラも病気になります。黒く変色する病気に「黒斑病」があり、収穫してから雨にぬれたり・湿度の高い所に長時間置いていたりすることで発生。少し変色した程度であれば、食べても問題ありません。しかし、発病が進みオクラの果実内部まで黒変した場合は、食べるのは避けましょう。(※4)
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