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そのまな板、実は菌だらけ!? 菌が繁殖する条件を解説
食中毒の原因になる細菌は、「栄養」「水分」「温度」の3つがそろうと一気に増えてしまいます。「栄養」とは、まな板に残った汚れのこと。食材を切ったあとに残ったタンパク質や脂質、炭水化物が細菌のエサになります。
「水分」は、細菌が増殖に必要な成分です。濡れたままのまな板を放置しておくと、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。細菌によって増殖しやすい「温度」は異なりますが、多くの細菌はぬるい場所が好み。一般的に、細菌が増殖しやすい温度は36度前後といわれています。
まな板で細菌が増殖するのを防ぐには、「栄養」「水分」「温度」の3つの条件がそろわないようにすることが大切です。
続いて、まな板で細菌を増やさないために、普段からおこなうお手入れ方法をご紹介します。(※1)
「水分」は、細菌が増殖に必要な成分です。濡れたままのまな板を放置しておくと、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。細菌によって増殖しやすい「温度」は異なりますが、多くの細菌はぬるい場所が好み。一般的に、細菌が増殖しやすい温度は36度前後といわれています。
まな板で細菌が増殖するのを防ぐには、「栄養」「水分」「温度」の3つの条件がそろわないようにすることが大切です。
続いて、まな板で細菌を増やさないために、普段からおこなうお手入れ方法をご紹介します。(※1)
普段は「洗剤×アルコール」で菌の増殖を防ごう
毎日のまな板のお手入れは、洗剤とアルコールを使うのがおすすめ。漂白剤を使うよりも手軽で、なおかつ除菌力もあります。
普段のお手入れで用意するもの
・食器用中性洗剤
・スポンジ
・清潔なふきん(またはペーパータオル)
・キッチン用アルコールスプレー
・スポンジ
・清潔なふきん(またはペーパータオル)
・キッチン用アルコールスプレー
手順
1. まな板をきれいに洗う
まな板を食器用中性洗剤とスポンジでしっかり洗い、汚れを落とします。まな板の表面に細かな傷が付いている場合は、傷に汚れが入り込んでいる場合があるので要注意。
タワシやブラシなどを使って、傷の中の汚れを落とすようにこすり洗いをしましょう。
タワシやブラシなどを使って、傷の中の汚れを落とすようにこすり洗いをしましょう。
2. 水分を拭き取る
洗ったまな板は、ふきんやペーパータオルを使って水気をしっかりと拭き取ります。
濡れたまな板にアルコールを吹きかけると、まな板の表面でアルコール濃度が薄まってしまい、十分に除菌ができません。
濡れたまな板にアルコールを吹きかけると、まな板の表面でアルコール濃度が薄まってしまい、十分に除菌ができません。
3. アルコールを吹きかけて乾燥させる
市販のアルコールスプレーを使い、まんべんなくアルコールを吹きかけます。目安は10cm四方につき1スプレーです。
アルコールを吹きかけたあとは拭き取らず、風通しのよい場所で自然乾燥させておきましょう。
アルコールを吹きかけたあとは拭き取らず、風通しのよい場所で自然乾燥させておきましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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