ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

キーマカレーは夏野菜と相性抜群!

Photo by 稲吉永恵

夏野菜が手に入る季節になったら、キーマカレーにたっぷり加えてみましょう。カレーと合わせると野菜をもりもり食べられること間違いなしですよ♪ また夏野菜は水分が多いため、水を足さずに作れるのもメリット。

野菜の旨みや甘みを引き出し、凝縮した奥深い味わいに仕上がりますよ。この記事では、野菜ソムリエが夏野菜をたっぷり使うキーマカレーをご紹介します。おいしく作るコツもぜひ参考にしてください。

【プロが解説】キーマカレーにぴったりな夏野菜はコレ!

プロがおすすめするキーマカレーにぴったりな夏野菜は、トマト、ズッキーニやカラーピーマン(パプリカでもOK)、なす。水分の多いトマトは火を通すと旨みが増し、カレーの味わいをワンランクアップさせます。

ズッキーニやカラーピーマンは煮崩れしにくいうえ、きれいな色をキープできるので食感も彩りもよく仕上がりますよ。味しみ抜群のなすはカレーとしっかり絡んで甘みも抜群。ジュワッとしたなすのおいしさを楽しめます。

夏野菜キーマカレーを手軽においしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. 夏野菜は彩りと食感のバランスを考えて選ぶ
  2. 夏野菜は仕上がりの形をそろえるようにカットする
  3. 水を加えず野菜の水分だけで煮る
  4. コクを増すため隠し味の「合わせみそ」を加える

夏野菜は彩りと食感のバランスを考えて選ぶ

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夏野菜は彩りと食感のバランスを考えて選びます。ズッキーニの緑色、カラーピーマンの赤色、黄色は外せません。ズッキーニがない場合は緑色のピーマンでも構いません。ただズッキーニを入れると食感のバランスがよくなるのでおすすめですよ。

レシピではカラーピーマンを使いますが、赤パプリカや黄パプリカでもOK。同じように作れます。なすはジュワッとした食感を楽しめ、トマトはカレーそのものに旨みを与えてくれるためぜひ入れてくださいね。

夏野菜は仕上がりの形をそろえるようにカットする

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ズッキーニやカラーピーマンは、煮崩れしにくいです。それぞれ1cm角程度に形をそろえて切ると合い挽き肉との食感のバランスがよいですよ。トマトはしっかり加熱してカレーに馴染ませるため、ざく切りにしてください。

なすは煮込むととろけるようにやわらかくなります。存在感を出せるように少し大きめにカットしましょう。

水を加えず野菜の水分だけで煮る

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水分量の多い夏野菜は、蓋をして煮るとじんわり水分が出てきます。水を足さず夏野菜の水分だけで煮ることで、旨みや甘みがギュッと詰まった仕上がりになりますよ。使用する野菜によっては水分が足りないことがあります。その場合は水やトマトジュースを100ccほど加えてくださいね。

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