ライター : ひねもすの料理手帖 mayuko

Youtuber / 食薬レシピクリエイター / 料理研究家

もみじおろしとはどんなもの?

もみじおろしの材料は大根と赤唐辛子です。大根に赤唐辛子を詰めてすりおろすと、赤く染まった大根おろしができあがります。赤唐辛子の紅色が色鮮やかに色づく様子が紅葉のように似ていることから、もみじおろしと名付けられました。

もみじおろしはピリッとした辛みがあり、湯豆腐や水炊きといったあっさりとした鍋ものや刺身、揚げ物の薬味としてよく使われます。

もみじおろしの特徴

  1. 材料は大根と赤唐辛子
  2. 名前の由来は、赤い色味が紅葉に似ていること
  3. もみじおろしが赤いのは赤唐辛子と一緒に大根をすりおろすから
  4. 鍋や刺身、揚げ物の薬味などに使われることが多い

もみじおろしの味

もみじおろしは赤唐辛子が使われているので、ピリッとした辛さがあります。この辛さが、料理の味を引き立てるアクセントとなり、淡白な味付けの料理と相性抜群です。

また、大根おろし自体がもつみずみずしさも加わり、絶妙なバランスに。辛味が強すぎずさっぱりとした味わいを楽しめるので、こってりした揚げ物や焼き魚などにも合いますよ。

辛くないもみじおろしもある!

もみじおろしは鷹の爪を使うのが一般的ですが、にんじんを使ってもきれいな色に仕上がります。にんじんを使うもみじおろしは、にんじんの甘さと大根おろしのさっぱりとした風味が合わさり、よりまろやかな味わいになるのが特徴です。にんじんの風味も加わるため味に深みが増します。辛いのが苦手な方や子どもにおすすめですよ。

もみじおろしを料理に使う際のポイント

もみじおろしはそのままでもおいしいですが、ポン酢しょうゆと合わせることでより一層味わい深くなります。特に鍋料理や焼き魚の場合、ポン酢しょうゆに混ぜて使うとさっぱりとした味わいに。

もみじおろしを料理に使う際は、辛味と風味を生かしつつ、料理全体のバランスを取ることがポイントです。料理の種類や食材の特徴に合わせて、使い方を工夫してみてくださいね。

超簡単!もみじおろしの作り方

Photo by ichigo

調理時間 10
*置いておく時間は含みません
鍋料理や揚げ物などに添えられていることが多いもみじおろしは、白色と赤色の彩りが華やかで、食欲をそそります。ピリッとした味がアクセントになり、食材の味を引き立てますよね。

実は、もみじおろしは、簡単に自宅でも作ることができます。ひと手間かけて、おいしさを味わいましょう。

材料(2〜3人分)

Photo by ichigo

コツ・ポイント

  1. レシピの分量は、一般的な辛さのもみじおろしです。大根に対する唐辛子の量は、お好みで調節しましょう。
  2. 大根に唐辛子を差し込んだあと、30分ほど置いておくと、唐辛子が抜けにくく、おろしやすくなります。

編集部のおすすめ