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大人のプリン系ドルチェ。「ボネ(bonet)」のレシピ
調理時間
60分
*冷やす時間は含みません
ラム酒とコーヒーが香る風味豊かなココアプリン。ほろ苦いカラメルと相まって、ちょっぴり大人な味わいが楽しめますよ。イタリアのメレンゲ菓子「アマレッティ」を生地に入れて蒸し焼きにするため、一般的なプリンに比べてしっかりとした食べ心地です。
「ボネ」の名前の由来
「ボネ」はイタリア・ピエスモンテ州の方言で “ベレー帽” を意味する言葉。
お出かけの際、身支度の最後にベレー帽をかぶることになぞらえて、食事の最後に食べるお菓子にこの名前をつけたという説、このお菓子を作る型の形が帽子に似ていたという説など、諸説あるそうですよ。
お出かけの際、身支度の最後にベレー帽をかぶることになぞらえて、食事の最後に食べるお菓子にこの名前をつけたという説、このお菓子を作る型の形が帽子に似ていたという説など、諸説あるそうですよ。
キーポイントの「アマレッティ」とは
アマレッティはバターや小麦粉を使わない、サクッと軽い口当たりの焼き菓子です。
アーモンドプードルと卵白・砂糖で作られていて、フランスのマカロンの原型になったとも言われています。そのまま食べたりほかのお菓子の素材として使われたりもする、イタリアのポピュラーなメレンゲ菓子です。
アーモンドプードルと卵白・砂糖で作られていて、フランスのマカロンの原型になったとも言われています。そのまま食べたりほかのお菓子の素材として使われたりもする、イタリアのポピュラーなメレンゲ菓子です。
材料(150ccプリンカップ6個分)
※アマレッティが手に入らない場合はビスケットでも代用できます
下準備
Photo by とも花
アマレッティはフードプロセッサーにかけるか、袋に入れて麺棒で叩くなどして細かく砕いておきます。
深さのある調理用バットに2枚重ねにしたキッチンペーパーをしき、内側に油脂(分量外)を塗ったプリンカップをセットします。
オーブンを160℃で予熱しておきます。
作り方
1.カラメルソースを作る
Photo by とも花
小鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけ、かき混ぜずに鍋をゆすってグラニュー糖を溶かします。
泡が大きくなりとろみがついて色が濃くなってきたら火を止め、湯を入れてかき混ぜます。このとき液が大きく跳ねることがあるので、やけどをしないように注意してください。
2.プリンカップにカラメルソースを流し入れる
Photo by とも花
セットしたプリンカップにカラメルソースを流し入れます。
3.牛乳にアマレッティとインスタントコーヒーを加える
Photo by とも花
牛乳を電子レンジ600Wで2分加熱し、アマレッティとインスタントコーヒーを加えて混ぜ合わせます。
4.別のボウルでココアとグラニュー糖、卵を混ぜる
Photo by とも花
別のボウルにココアとグラニュー糖を入れて均一になるまでかき混ぜます。
Photo by とも花
さらに卵を少量ずつ加えてその都度かき混ぜ、すべて加えたらなめらかな状態になるまでよく混ぜ合わせます。
5.4に3を加えて混ぜる
Photo by とも花
4のボウルに3を加えて混ぜ合わせ、ラム酒も加えてさらに混ぜます。
6.蒸し焼きにする
Photo by とも花
ベース生地をプリンカップに注ぎ入れます。バットに底から1~2cmほどの高さまで熱湯(分量外:約60℃)を注ぎ入れて天板にのせ、160℃に予熱したオーブンで25~30分、湯煎焼きにします。
Photo by とも花
焼きあがりにカップを斜めに傾けてみて、中心部がたるんだり膨らんだりしなければ中まで火が通っています。
Photo by とも花
プリンカップごと氷水に浸して冷まします。粗熱が取れたら氷水を捨ててラップをかけ、冷蔵庫に入れて1日寝かせれば完成です。
7.盛り付ける
Photo by とも花
カップの縁にナイフを差し入れて生地とカップの間に隙間を作り、斜めに傾けると型から外れます。
Photo by とも花
お好みで泡立てた生クリームを添えるのもおすすめです。
※お使いのオーブンによって加熱時間は異なります。最悪の場合発火のおそれもあるため、必ず様子を見ながら調整してください。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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