炭酸水の効果的な飲み方

ポイント

  1. 便秘対策には起床時に飲む
  2. ストレス対策には入浴のタイミングで飲む
  3. 無糖のものを選ぶ

便秘対策には起床時に飲む

炭酸水を飲むのにおすすめなタイミングのひとつは朝起きたときです。寝ている間に水分が失われているので、寝覚めの水分補給が大切です。また炭酸水のリフレッシュ作用で目覚めもよくなります。

特に便秘対策がしたい場合は、朝起きてすぐに100~150mlの冷たい炭酸水を飲むとよいでしょう。胃に入った炭酸水の二酸化炭素のはたらきで、胃の動きが活発になります。胃と同じ神経に支配されている腸も動き、便を押し出すのに役立ちます。冷えている炭酸水にすることでぜん動運動が活発になるため、よりおすすめです。(※8,9)

ストレス対策には入浴のタイミングで飲む

入浴中に汗が出にくい方におすすめなのが、入浴前にコップ1杯程度の炭酸水を飲むことです。また入浴後の体が温かい状態で炭酸を飲むと、炭酸が血流を促して体が冷めにくくなります

また、湯船に浸かるとリラックスできますが、炭酸水にも同じくリラックス作用があります。そのため、ストレス対策には湯船に浸かりながら炭酸水を摂取するのもおすすめです。(※3,8)

無糖のものを選ぶ

炭酸水は水に二酸化炭素が溶けた水溶液を指します。一方炭酸飲料はそこに果汁や乳、甘味料、酸味料、香料などを加えたものも含まれます。炭酸飲料は果糖やぶどう糖液糖、砂糖が原材料として多く含まれているものがほとんどです。

炭酸水のメリットを摂り入れようとして、それらの糖を多く含んだ炭酸飲料を飲むと、吸収の早い糖によって血糖値が高くなってしまうおそれがあります。血糖値が上昇すると喉が渇き、さらに炭酸飲料を飲む悪循環も起こりやすいため気をつけましょう。(※3,10)

炭酸水の効果を高めるアレンジ方法

食欲アップに「レモン炭酸水」

食欲アップのために炭酸水を取り入れたい場合は「レモン炭酸水」へのアレンジがおすすめです。レモンにはクエン酸という酸味をもつ成分が含まれます。この酸味が唾液や胃液の分泌を促進し、食欲を増進させます。

炭酸水の刺激とレモンの酸味を組み合わせましょう。(※11)

冷え対策に「ジンジャーエール」

冷え対策で炭酸水を取り入れるときには「ジンジャーエール」にアレンジしましょう。しょうがに含まれるジンゲロールという辛み成分には、血行を促進して体をあたためるはたらきがあります。

また、しょうがを加熱すると辛み成分が変化して、より体の中からあたためてくれるようになります。ジンジャーシロップを作って炭酸水と混ぜるのがおすすめです。(※12)
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