前の記事へ次の記事へ

ライター : sara

元パティシエの主婦ライター

“こめ油”はつくりおきにも大活躍の万能オイル！プロに聞いた、おすすめレシピとは？！

PR macaroni公式

イギリスの伝統菓子「スティッキー・トフィー・プディング」

Photo by sara

調理時間 30分

*冷ます時間は除きます

日本ではあまり馴染みのない「デーツ（＝なつめやしの実）」を使用したイギリスの絶品デザート。ずっしりと甘い生地に濃厚なキャラメルソースをたっぷりとかけた、甘党さんにおすすめのお菓子です。

温かい生地とソース、ひんやり冷たいアイスの相性は抜群！おうちでイギリス気分を味わってみましょう。

材料：直径60×高さ45mmのプリンカップ7個分（3〜4人分）

Photo by sara

デーツ（種、ヘタ除く） 150g
水 150ml
重曹小さじ1/2杯
バター（無塩） 40g
ブラウンシュガー 70g
卵 1個
薄力粉 80g
ベーキングパウダー小さじ1/2杯
トフィーソース
- 生クリーム（35%） 100ml
- バター（無塩） 30g
- 黒糖 50g

コツ・ポイント

生地がべちゃっとするため、デーツはしっかりと煮詰めて水分を飛ばしましょう。
トフィーソースは冷めると固くなるため、生地の焼き上がりに合わせて作ります。もし冷めてしまった場合は弱火で温めて溶かしましょう。

下ごしらえ

Photo by sara

・バターと卵は常温に戻しておく・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく・型にバター(分量外)を塗る・オーブンは170℃に予熱する

生地の作り方

1.デーツを刻む

Photo by sara

デーツは包丁で5㎜ほどに細かく刻みます。

2.デーツを煮詰める

Photo by sara

鍋にデーツ、水、重曹を入れて中火にかけます。沸騰してから3～4分煮て、水分がなくなったら火を止めて冷まします。果肉感のあるペースト状になればOKです。

3.バターとブラウンシュガーを混ぜる

Photo by sara

ボウルにバターを入れ、なめらかになるまで泡だて器で混ぜます。ブラウンシュガーを加えてさらに混ぜます。

4.卵を加えて混ぜる

Photo by sara

卵をよく溶いてから3回に分けて加え、そのつどしっかりと混ぜます。

5.薄力粉とベーキングパウダーを加える

Photo by sara

薄力粉とベーキングパウダーを加えてゴムベラですくうように混ぜます。粉っぽさが少し残るくらいで混ぜるのを止めます。

6.デーツを加える

Photo by sara

2を加え、生地にツヤが出るまで混ぜ合わせます。バターが溶けてしまうのを防ぐため2は人肌くらいまで冷ましてから加えます。

7.プリンカップに入れる

Photo by sara

スプーンで生地を型に入れます。焼くと膨らむため型の7～8分目が目安です。

8.オーブンで焼く

Photo by sara

170℃のオーブンで20～25分焼きます。表面を触ってみて生地が指につかず、中心に弾力があれば焼き上がりです。熱いうちに型から外し、底を上にしてお皿にのせます。

トフィーソースの作り方

1.材料を鍋に入れる

Photo by sara

生地を焼いている間にソースを作ります。鍋に生クリーム、バター、黒糖を入れて中火にかけます。焦げないようゴムベラで絶えずかき混ぜるのがポイントです。

2.ソースを煮詰める

Photo by sara

3分ほど煮詰めてトロミがつき、全体がブクブクと煮立ったら火を止めます。

3.生地にソースをかける

Photo by sara

焼き上がったスティッキー・トフィー・プディング生地の上に温かいうちにソースをかけます。

4.盛り付け

Photo by sara

バニラアイスを上にのせて完成です。甘い生地なので酸味のあるベリーを添えるのもおすすめです。

かなり甘い！でもクセになる味わい

Photo by sara

デーツをたっぷりと使った濃厚でずっしりとした食感の生地に温かいトフィーソース。ひと口食べてみるとその甘さにびっくりします。

しかし冷たいバニラアイスと一緒に食べると、不思議！温かい生地とひんやりとした口どけがマッチし、なぜかくどくない仕上がりになります。甘いのにどんどん食べたくなる罪深いデザートですね。

この記事を報告する

おうちでイギリスの味を楽しもう