ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

すぐに作れる!ほうれん草の白和えレシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 10
*水切り時間は含みません
見た目が上品で見栄えのよいほうれん草の白和え。手間のかかるイメージがありますが、 絹豆腐を使えば10分程度で仕上がります。レシピでは濃厚さをアップさせるために白ねりごまを使いますが、なくてもOK。そのときは白すりごまを大さじ山盛り1杯加えてくださいね。簡単なのでぜひお試しください。

材料(2〜3人分)

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下ごしらえ

1.絹豆腐を水切りする

絹豆腐をキッチンペーパーで包んで重しをしたもの

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絹豆腐をキッチンペーパーで2重に包み、重しをして電子レンジ600Wで3分加熱します。そのままザルにのせて10分ほどおきます。

2.野菜の下ごしらえをする

金属トレーにおかれた細切りのにんじん

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豆腐を水切りしている間に野菜の下ごしらえをします。にんじんは細切りにします。
ほうれん草を水で洗う様子

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ほうれん草は根元に土が付いているため、きれいに洗います。ほうれん草の根元の太いものには、包丁で十字に切り込みを入れます。
ほうれん草の根元を鍋に入れる様子

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鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩(分量外)を入れて根元からゆでます。
ほうれん草を鍋でゆでる様子

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根元を20秒ゆでたら葉の部分も入れ、20〜30秒ほど全体をゆでます。
氷水にほうれん草をあげた様子

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ゆであがったら、余熱でやわらかくならないように氷水を入れたボウルに取って冷まします。ほうれん草は、急速に冷水で冷やすことで色止めできアクも流れ出るので、かならず冷水に取るようにしましょう。冷めたらすぐに水からあげて水気を絞ります。
にんじんを鍋でゆでる様子

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細切りのにんじんを鍋に入れ、ほうれん草をゆでたあとのお湯で2分ほどゆでます。
金属トレーにおかれたゆでたにんじんとゆでたほうれん草

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ほうれん草は5cm程度にカットし、ゆであがったにんじんは冷ましておきます。

作り方

1.和えごろもを作る

ボウルに和えごろもの材料を入れたもの

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ボウルに水切りした絹豆腐と調味料をすべて入れます。
和えごろもを混ぜる様子

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絹豆腐を潰しながらよく混ぜます。

2.具材を加えて和えてできあがり

ほうれん草の水気を絞る様子

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ほうれん草は再度水気をしっかり絞ります。
和えごろもにほうれん草とにんじんを入れたもの

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1にほうれん草とにんじんを入れます。
和えごろもと野菜を和えたもの

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よく混ぜて完成です。

コツ・ポイント

  1. 絹豆腐や食材の水切りをきちんとおこなう
  2. ほうれん草は、和える前にしっかり水気を絞って余分な水分を抜く
絹豆腐は水分が多いので、きちんと水切りをすることで濃厚な味わいの白和えができあがります。電子レンジで加熱したあと、ザルにあげてしっかり水切りしましょう。また、ほうれん草やにんじんなど具材の水切りも大切です。

特にほうれん草は水からあげて絞ったあと、和える前に再度ギュッと力を入れて絞り、余分な水分を抜いておくのがポイント。味が薄まらず、全体がよく馴染みますよ。

Q&A

質問回答
1. 早く豆腐の水気を切る方法はありますか?絹豆腐を崩してから電子レンジで加熱すると、さらに短時間で水気を切ることができます。
2. 木綿豆腐でもおいしく作れますか?作れます。
木綿豆腐を水切りし、すり鉢でなめらかにするか裏ごしして調味料を混ぜ和えごろもを作ります。具材と合わせて完成です。
3. ほうれん草だけでもおいしいですか?にんじんを入れることで彩りがよくなりますが、ほうれん草だけでもおいしいです。
にんじんを入れる際は、同じ位のサイズにするとバランスよく仕上がります。
4. ちょい足し食材・調味料のおすすめはありますか?柿やいちじく、りんごなどの果物も相性がよいです。
ほうれん草は、さやいんげんや春菊などに変えてもおいしいです。
白みそやクリームチーズを加えるとコクがアップします。
5. どれくらい日持ちしますか?冷蔵庫で2日程度です。
早めに食べ切るようにしてください。

ほうれん草の白和えは、絹豆腐で作って時短調理しよう

ほうれん草の白和えをおいしく仕上げるポイントは、なんといっても水切り。絹豆腐の水切りや具材の水分を取り除くことを徹底的におこないましょう。特に絹豆腐は水分が多いので、時間をかけるのがおすすめですよ。

白和えの和えごろもは、意外とどんな食材ともマッチします。ご紹介した以外にも、さまざまな具材との組み合わせを楽しんでみてくださいね。

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