初心者さん大歓迎！こねないパン生地のレシピ

Photo by 𝑹𝑰𝒁𝑼𝑴𝑼

調理時間 100分

元パン講師、現在は保育園で調理師をしている𝑹𝑰𝒁𝑼𝑴𝑼です。おうちで楽しむ美味しいパン作りを気軽にチャレンジできるレシピを発信しています。

パン作りに携わって15年、「こねないパンなんてありえない！」とずっと思っていました。こねが足りないと生地の膨らみが悪くなり、食感も少し固くなってしまいます。ところが、オフラインでのレッスンができなくなると、ホームベーカリーを持っていない人やパン作りを始めたばかりの人に手ごねやこねあげの見極め方をお伝えするのが難しい。

どうすれば初心者の方にもっと気軽にパン作りに親しんでもらえるだろうと考えて、たどり着いたのがこの”こねないパン生地"です。「どのくらい生地をこねればいいんだろう」とお悩みの方はぜひ、このレシピで作ってみてください。

材料（あんぱん 5個分）

イースト液
- ドライイースト 3g
- ぬるま湯 85g
- 卵（全卵） 15g
粉類
- 強力粉 150g
- 砂糖 15g
- スキムミルク 7g
- 塩 2g
バター 15ｇ

・強力粉は「春よ恋」か「カメリヤ」（日清製粉）が扱いやすいです。
・イーストは、インスタントドライイーストを使用しています。サフ社の赤色か、スーパーなどで手に入りやすい日清製粉の「スーパーカメリヤ」がおすすめです。

コツ・ポイント

ボウルを2つ用意し、ボウルAでイースト液、大きめのボウルBで粉類を計量して混ぜていきます。
生地をこねる代わりに、伸ばして折り畳む作業を繰り返します。2回目以降はあまり伸びないので、指先で生地の端を持ち内側に折り畳んでボウルに押し付けるように混ぜていきます。

下準備

・バターは室温に置いて柔らかくしておきます。

作り方

1.イースト液を作る

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ボウルAに35℃くらいのぬるま湯を入れ、イーストを振り入れます。ボウルを軽く揺すって混ぜ、そのまま2分置きます。 2分経ったら卵を入れてホイッパーでよく混ぜます。

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イーストを置いている間に、ボウルBに粉類を計量して入れていきます。このとき、重ならないように場所をずらしながら計量し、強力粉がほかの粉類と混ざらないようにします。

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ボウルBから強力粉を大さじ5杯取り、ボウルAのイースト液に加えます。イースト液が滑らかになるまで2分間ホイッパーで混ぜます。

2.イースト液と粉類を混ぜる

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ボウルBの粉類を混ぜ合わせ、ボウルAのイースト液を加えてゴムベラで混ぜます。粉気がなくなってきたらゴムベラの下の方を持ち、生地をボウルに押し付けるようにしながら上下に混ぜます。時おり上下を返しながら2分間混ぜたら、ラップをかけて20分置きます。

3.パンチを繰り返す

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生地がフワッと一回り大きく膨らんだら、生地を長く伸ばすように持ち上げて内側に折り畳みます。この作業を「パンチ」といいます。 ※冬場などで気温が低く膨らみが足りない場合は、さらに5〜10分置いてください。持ち上げて折り畳む作業（パンチ）を2分程度くり返したら、またラップをかけて20分置きます。 20分経ったら、2回目のパンチを入れます。 2回目になると生地があまり伸びなくなるので、ボウルに押し付けるように折り畳みます。再びラップをかけて20分置き、生地をなじませます。