ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

缶まるごと使える!スパム®フライのレシピ

Photo by akiharahetta

調理時間 20
「スパム®フライ」がじわじわと話題になり始めています。一部ではスパム®スティックとも呼ばれていて、まだ名前も定まらないほど新しい料理です。

ハッシュタグ検索すると、平べったいフライやチーズを挟んだフライなども出てきて混乱気味。そんな中、本記事では缶に盛り付けた「スパム®フライ」に注目!失敗しない作り方と盛り付け方をお伝えします。思わずマネしたくなるような見た目ですよ。

材料(スパム®1缶分)

Photo by akiharahetta

おいしく作るコツ/レシピのポイント

  1. スパムは縦にカットする
  2. バッター液にすることで失敗知らず
  3. オーブンペーパーで缶に上げ底する

作り方

1.スパム®をスティック状にカットする

木のカッティングボードにスライスしたり棒状にカットしたスパムがのっている様子

Photo by akiharahetta

スパム®を缶から取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。縦5~6枚にスライスし、さらにスティック状になるようカットしてください。端っこはもともと丸みがついているし、あまり神経質にならなくても大丈夫!ざっくりカットしていきましょう。

2.バッター液を作る

ライトグリーンのバッドに白い液体が入っており、その上から粉を加えているところ

Photo by akiharahetta

スパム®をカットしたら、次は衣の下地となるバッター液作りです。まずは水とマヨネーズをよく混ぜて白く乳化させます。そこへ振るった小麦粉を加えて練りすぎないよう混ぜ合わせてください。

3.バッター液にスパムをくぐらせる

ライトグリーンのバッドに白いバッター液とスティック状のスパムが4本入っている様子

Photo by akiharahetta

できあがったバッター液にスティック状のスパム®をくぐらせていきます。同時に別のバッドにパン粉を用意しておきましょう。ムラなくバッター液を絡めたらパン粉の上へ。

4.パン粉をつける

グリーンに縁取りされた白いホーローバッドにパン粉と棒状のスパムが3本入っている様子

Photo by akiharahetta

パン粉は側面の細かい部分までしっかり全面にまぶしてください。ギュッと軽く押しつけるようにすると上手くいきますよ。パン粉の衣をつけ終えたら、手を洗って揚げ油の温めスタート!

5.180℃の油で揚げる

黒い鉄鍋にあけ油が入っており、スティック状のスパムフライを揚げている様子

Photo by akiharahetta

180℃の油で3~4分揚げましょう。生ものではないので衣がゴールデンブラウンに色づいたらOK!よく油を切ってくださいね。

6.缶に盛り付ける

スパムフライの刺さったスパムパッケージ缶を真上から見たところ。底に丸めたオーブンペーパーが見えている様子

Photo by akiharahetta

全部のスパム®を揚げたら、いよいよ最後の仕上げ。パッケージ缶に盛り付けていきます。そのまま缶に入れるとすっぽりハマってしまって、取り出しにくくなるので、オーブンペーパーをクシャクシャにして上げ底してください。 または、余ったスパムフライを敷いてもいいでしょう。ケチャップを添えて完成です。

気になる味は?揚げたてアツアツを食べてみると…

Photo by akiharahetta

揚げたてのスパム®フライにケチャップをつけ、いざ実食!サクッと噛むとひとくちめからもうおいしい。スパム®の風味とフライの衣が良く合い想像以上の味わいです。

独特のしっかりした塩味はビールを誘うこと間違いなし。濃厚なスパム®フライをビールで流し込み、さっぱりリセットした口でまた揚げたてをいただく……、無限ループの完成ですね。作りすぎ注意かも♪

バッター液で失敗知らず。簡単パーティーメニュー

Photo by akiharahetta

バッター液にすることで、衣がムラにならず失敗しにくい「スパム®フライ」レシピ。1缶分で10本以上作れ、3~4人分になります。

ひとりで食べるときは量を半分に減らしてもいいでしょう。缶には5~6本しか入らないので撮影も問題ありません。残りはほかの料理に使ってくださいね。
おすすめの記事はこちら▼

編集部のおすすめ