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ココナッツミルクに豊富な栄養成分
ココナッツミルクは、ココナッツを刻んで水と煮ることで作られる食品です。どんな栄養が含まれているのか、詳しく見てみましょう。
ココナッツミルクに含まれる量 | ||
100gあたり | 大さじ1杯(18g)あたり | |
カロリー | 157kcal | 28kcal |
たんぱく質 | 1.9g | 0.3g |
脂質 | 16g | 2.9g |
糖質 | 2.6g | 0.5g |
カルシウム | 5mg | 1mg |
カリウム | 230mg | 41mg |
---|---|---|
マグネシウム | 28mg | 5mg |
鉄 | 0.8mg | 0.1mg |
ココナッツミルクのカロリーや脂質は高めですが、糖質は少なめ。カルシウムやカリウムなどのミネラル類が豊富です。
ミネラルは、体内のさまざまなはたらきに大切な栄養素ですが、体内で生成できず、食事から摂取する必要があります。そのため、ココナッツミルクはミネラル補給に役立つ飲み物といえるでしょう。(※3)
ミネラルは、体内のさまざまなはたらきに大切な栄養素ですが、体内で生成できず、食事から摂取する必要があります。そのため、ココナッツミルクはミネラル補給に役立つ飲み物といえるでしょう。(※3)
ココナッツミルクの脂質は「中鎖脂肪酸」
ココナッツミルクには中鎖脂肪酸が含まれています。中鎖脂肪酸は、一般的な油の約4倍速く分解され、短時間でエネルギーになるんです。
中鎖脂肪酸は、脂肪酸のなかでもっとも脂肪になりにくく、体内に余分なエネルギーをためない作用も確認されていますよ。そのため、ココナッツミルクはダイエット中でも適していると言えるでしょう。(※4,5)
中鎖脂肪酸は、脂肪酸のなかでもっとも脂肪になりにくく、体内に余分なエネルギーをためない作用も確認されていますよ。そのため、ココナッツミルクはダイエット中でも適していると言えるでしょう。(※4,5)
ココナッツミルクに含まれる栄養とその効能
ココナッツミルクに含まれる栄養素
- 貧血の予防に役立つ「銅・鉄」
- 骨や歯の健康を保つ「マグネシウム」
- むくみ対策におすすめ「カリウム」
貧血の予防に役立つ「銅・鉄」
ココナッツミルクには銅と鉄が含まれます。赤血球に含まれるヘモグロビンを作る際に必要となるのが銅と鉄です。
鉄はヘモグロビンの材料となり、銅はヘモグロビンを作るために鉄を必要な場所へ運びます。ヘモグロビン濃度の低下は貧血の原因となるため、ココナッツミルクは貧血の対策としてもおすすめです。(※1,6,7)
鉄はヘモグロビンの材料となり、銅はヘモグロビンを作るために鉄を必要な場所へ運びます。ヘモグロビン濃度の低下は貧血の原因となるため、ココナッツミルクは貧血の対策としてもおすすめです。(※1,6,7)
骨や歯の健康を保つ「マグネシウム」
マグネシウムは骨や歯の健康にかかわる栄養素です。骨や歯に含まれるほか、筋肉や脳、神経にも存在しています。筋肉の収縮や体温の調整に役立ちます。
マグネシウムが不足すると骨の形成への影響だけでなく、筋肉のけいれん、抑うつ感などにつながるおそれもあるため、しっかり摂りたいですね。(※8)
マグネシウムが不足すると骨の形成への影響だけでなく、筋肉のけいれん、抑うつ感などにつながるおそれもあるため、しっかり摂りたいですね。(※8)
むくみ対策におすすめ「カリウム」
カリウムはナトリウムの排せつにかかわる成分です。塩分を摂り過ぎると、体は体液の濃度を一定に保つために水分をため込みます。これによって、むくみが起きるおそれがあります。
カリウムを摂取して余分なナトリウムを排せつすることは、むくみの対策につながるでしょう。日本人はカリウムの摂取量が低いため、意識して摂りたいですね。(※9)
カリウムを摂取して余分なナトリウムを排せつすることは、むくみの対策につながるでしょう。日本人はカリウムの摂取量が低いため、意識して摂りたいですね。(※9)
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