【Q&A】梅干しを食べ過ぎると下痢になる?

A:下痢になるとは言い切れません。

下痢とは、何らかの原因により健康時の便よりも便の水分量が多すぎる状態のことを指します。梅干しには腸のぜんどう運動を促す「クエン酸」や、整腸作用が期待できる「植物性乳酸菌」が豊富ですが、食べ過ぎにより下痢になるとは言い切れません。

しかし、前述したように便通を促す作用があるため、下痢のときは食べる量に注意しましょう。(※15,16)

【Q&A】梅干しは毎日食べても大丈夫?

A:適量であれば、毎日食べても問題ありません。

梅干しは毎日食べても大丈夫です。むしろ、昔から「一日1個で医者いらず」とも言われるほど。ただし、食べ過ぎは塩分過多となります。ですので、一日1個を目安に食べるようにしてくださいね。(※1)

【Q&A】塩分を取り過ぎたときはどうすればいい?

A:野菜や果物から、カリウムを摂取しましょう。

食塩の取り過ぎにはカリウムが役立ちます。なぜなら、カリウムには腎臓から食塩の排泄を促進するはたらきがあるため。カリウムは野菜や果物・大豆製品に多く含まれていますよ。(※8)

梅干しは食べ過ぎに気をつけて

保存性を高めるために、梅干しには塩分が多く含まれています。そのため、食べ過ぎは胃が荒れたり、むくんだりするおそれがありますよ。

酸味がクセになるおいしい梅干しは、適量を守って楽しんでくださいね。デメリットを引き起こさないためにも、梅干しは一日1個を目安にしましょう。
【参考文献】
(2024/08/08参照)
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