代謝を促進する「ヨウ素」

ヨウ素は、成長や神経活動を活性化させる甲状腺ホルモンの材料です。代謝を促進し、細胞の生まれ変わりを助けるため、髪の毛の健康維持に役立ちますよ。

ヨウ素は海藻類や魚などに多く含まれ、吸収率の高い栄養素です。(※8,9)

毛細血管を強くする「ポリフェノール」

ポリフェノールは、植物に含まれる苦みや渋み成分で、活性酸素を除去する強い抗酸化作用があります。活性酸素は加齢やストレス、喫煙や過度な飲酒などによって増えて細胞を傷つけるため、老化やさまざまな不調の原因になる物質です。

ポリフェノールは強い抗酸化作用から、細胞を守り老化を抑え、毛細血管を強化するはたらきがあります。毛細血管には栄養を運ぶ役割があり、毛細血管の血行が悪くなると髪の毛に栄養が十分に行きわたらなくなるおそれが。ポリフェノールはコーヒーや緑茶、豆類などに含まれていますよ。(※10,11,12,13)

健康的な髪の毛を保つために食生活で注意したいこと

注意点

  1. 栄養バランスが偏らないようにする
  2. 加工品の摂り過ぎに注意
  3. 高カロリー・高脂質な食事を避ける
  4. 無理なダイエットはしない
健康な髪の毛を保つためには、前述した栄養素に偏らず、バランスよく食べることが大切です。加工食品に含まれる食品添加物のなかには、亜鉛を排出させやすくするものも。外食やインスタント食品を摂ることが多い人は食習慣を見直しましょう。

また、高カロリーの食事や脂質を多く摂り過ぎると、皮脂の過剰分泌を引き起こすおそれが。しかし、無理なダイエットで脂質を抜きすぎると頭皮環境が悪化したり、食事制限によって栄養が髪まで行きわたらなくなったりと、カロリーや脂質を減らし過ぎるのもよくありません。

栄養バランスを整えるには、和定食スタイルの食事を意識してみてくださいね。(※2,3)

【Q&A】髪を太くする栄養や食べ物はある?

A:栄養バランスが偏らないよう注意し、たんぱく質を意識して摂りましょう。

たんぱく質は髪の毛の主成分になる栄養素です。太い髪の毛にするためには、たんぱく質をしっかり摂りましょう。しかし、たんぱく質に偏ってしまわないよう、バランスよく摂ることや、たんぱく質からのケラチン生成を助ける亜鉛の摂取も大切です。(※5,10,14)

【Q&A】髪の毛を抜けにくくする栄養や食べ物はある?

A:亜鉛やメチオニン(アミノ酸)が抜け毛対策に役立ちます。

亜鉛はケラチンの生成を助けるはたらきのほか、5αリダクターゼという男性ホルモンと結合して脱毛にかかわる物質を抑える作用があります。またメチオニンはアミノ酸の一種で、不足し続けると抜け毛の原因になるといわれています。メチオニンは肉や魚に多く含まれていますよ。(※5,15)

【Q&A】女性と男性で髪の毛にいい栄養や食べ物は異なる?

A:女性ホルモンの乱れが原因の場合は、発酵食品や食物繊維、大豆などがおすすめ。

髪の毛のために必要な栄養は男女で同じですが、女性は女性ホルモンのバランスが乱れることで薄毛を招く場合も。食事からホルモンバランスを整えるには、納豆のような発酵食品や女性ホルモンと似たはたらきをもつ大豆イソフラボン、腸内環境を整える食物繊維などがよいとされています。

栄養バランスのよい食事を心がけ、髪にいい栄養を意識して摂り入れることは、男女共通です。(※2)
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