主菜の代わりに食べる

茶碗蒸しはダイエット中の主菜として食べるのがおすすめ。前述したように、生姜焼きのような肉がメインの主菜と比べると、カロリーや脂質の量を抑えられます。

しかし、茶碗蒸しだけを主菜として食べ続けるのは、栄養が偏るおそれがあるため避けましょう。一日のうち1食の主菜を茶碗蒸しにすることをおすすめします。(※3,4,7,8)

食べるタイミングは夕食がおすすめ

太りにくい理想的な食事量のバランスは、朝3:昼4:夕3。茶碗蒸しは、昼食よりも軽めに済ませたい夕食にぴったりです。

消化の良い茶碗蒸しは夕食が遅くなってしまったときにもおすすめ。しかし、夜遅い時間の食事はエネルギーが消費されにくく、余分に摂った分は体脂肪として蓄積されやすくなります。食べる時間には注意が必要です。(※9,10,11)

食べる量は1食150gを目安に

茶碗蒸しを食べる量は、1食あたり150gを目安にしましょう。主菜として卵を摂る場合の目安は、Mサイズ1個分で可食部50g程度。茶碗蒸し1人前に使われる卵はMサイズ約1個分に相当するため、1人前までとするとよいでしょう。

茶碗蒸しがダイエットに向いているとはいえ、食べ過ぎないよう気をつけてくださいね。(※3,8,12)

茶碗蒸しダイエットについてのQ&A

Q. 茶碗蒸しのカロリーや糖質は高い?

A. 卵料理のなかでは、カロリーは低めで糖質は高めです。

茶碗蒸し1人前(147g)のカロリーは142kcal、糖質量は6.5gです。100gあたりでは97kcalで、ほかの卵料理とカロリーを比べると、卵豆腐(76kcal)より高く、だし巻き卵(123kcal)よりは低いです。一方糖質量は、酒やみりんなどを使うため茶碗蒸しがもっとも高いです。卵豆腐は具材が入らないため、よりカロリーを抑えられますが、たんぱく質や食物繊維も少なくなります。(※1,3)

Q. 茶碗蒸しは食べるだけでやせる?

A. 茶碗蒸しを食べるだけで痩せるわけではありません。

痩せるためには、体を動かして消費するエネルギーよりも、食事から摂取するエネルギーを少なくする必要があります。茶碗蒸しはカロリーコントロールに役立ちますが、ほかの食事を多く摂ってしまうと摂取カロリーが増えます。食事全体で無理なく摂取カロリーを抑えることが大切です。(※7)

Q. 茶碗蒸しは夜に食べても良い?

A. 夜に食べても問題ありませんが、なるべく早い時間がおすすめです。

茶碗蒸しは消化が良いため、夕食の主菜として取り入れるのがおすすめです。しかし、夜遅い時間の食事は体脂肪が蓄積しやすくなります。また、寝る前に食べると消化活動のために寝付けなくなったり、眠りが浅くなったりするおそれが。なるべく寝る3時間前までに夕食を済ませるようにしましょう。(※10,11,13)
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