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結石の原因になるおそれも
たけのこのアクのもとになるシュウ酸を摂り過ぎると、尿路結石の原因になるおそれがあります。
摂り過ぎで飽和状態となったシュウ酸は、そのほかの成分と一緒に腎臓で結晶化します。結晶がいくつか集まって塊になるとある日突然激痛を引き起こすので注意しましょう。(※5)
摂り過ぎで飽和状態となったシュウ酸は、そのほかの成分と一緒に腎臓で結晶化します。結晶がいくつか集まって塊になるとある日突然激痛を引き起こすので注意しましょう。(※5)
たけのこの食べ過ぎの目安
たけのこは消化が悪いので、特に下痢をしやすい人や胃腸が弱い人は食べ過ぎに注意が必要です。
食べ過ぎとなる摂取量には特に決まりはありませんが、1人前の目安はゆでた状態で125g程度にとどめておきましょう。(※6,7)
食べ過ぎとなる摂取量には特に決まりはありませんが、1人前の目安はゆでた状態で125g程度にとどめておきましょう。(※6,7)
たけのこを食べ過ぎたときの対処法
たけのこを食べ過ぎてしまい、結石が心配な場合は、食後に水をたくさん飲むと尿中のシュウ酸濃度を薄められます。
また食物繊維の摂り過ぎで下痢になった場合は、脱水症状から体を守るためにこまめに水分補給をしましょう。また便秘の解消には適度な油分が役に立ちますよ。(※1,5)
また食物繊維の摂り過ぎで下痢になった場合は、脱水症状から体を守るためにこまめに水分補給をしましょう。また便秘の解消には適度な油分が役に立ちますよ。(※1,5)
たけのこを食べるときのポイント
たけのこを食べるときのポイント
- よく噛んで食べる
- 部位ごとに使い分ける
- しっかりと下処理してアクを抜く
たけのこには食物繊維が豊富で消化が悪いので、よく噛んで食べることが大切です。また繊維の多い根元は薄切りにした上で、煮物や炒め物に活用しましょう。
仮性アレルゲンの症状や結石を引き起こす原因となるアクは、水にさらしたり茹でたりといったアク抜きで量を減らせますよ。(※4,8)
仮性アレルゲンの症状や結石を引き起こす原因となるアクは、水にさらしたり茹でたりといったアク抜きで量を減らせますよ。(※4,8)
食べ過ぎに気を付けながら春の味覚を取り入れよう
たけのこは食べ過ぎるとおなかの調子が悪くなったり肌荒れしたりと悪影響がありますが、適量であれば豊富な食物繊維を代表とする栄養素の恩恵を受けつつ、季節を感じられる食材です。
1回の適量を意識しつつ、下処理をしっかりした上で食事に取り入れてみてくださいね。
1回の適量を意識しつつ、下処理をしっかりした上で食事に取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
(2023/03/28参照)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。