リコピンの効果に関するQ&A

Q. トマトジュースやケチャップにも含まれる?

A. トマトの加工品にもリコピンは含まれます。

リコピンは熱に強い成分なので、加熱加工しても失われにくいです。加工品はリコピンが濃縮されることもあるため、生のトマトを食べるよりリコピンが多く含まれるものもありますよ。保存が利いて料理に使いやすいのもうれしいポイントですね。(※2,8)

Q. 肌にもよい効果がある?

A. 肌が明るくなることが期待されています。

高リコピントマトジュースを継続的に飲むと、肌が明るくなるのを早める可能性があることが報告されています。肌が暗くなってしまうのは、紫外線によってメラニンが生成されるためです。リコピンの抗酸化作用で、メラニンの生成を抑え、肌の新陳代謝を高められると考えられています。(※9)

Q. 一日にどれくらい摂るといい?

A. 生のトマトなら約2個、トマトジュースなら約150mlが目安。

リコピンの作用を期待するには、一日15mg程度必要とされます。加工品のほうがリコピンの吸収率も良いので、トマトジュースを飲んだり、料理にトマトペースト、ケチャップなどを使ったりすると良いでしょう。(※1)

リコピンの効果は美容にも健康にも良い!

リコピンは肌に良いだけでなく、コレステロールを下げたり血流を促したり健康のためにも役立ちます。効率よく摂るためには、油を使う、加熱するのがおすすめです。

生のトマト以外にも、手軽に使えて体内への吸収もよい、トマトジュースやケチャップなどのトマトの加工品をうまく活用してみてください。
【参考文献】
(2023/03/18参照)
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