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トマトでおなじみ「リコピン」とは?
リコピンは、野菜や果物に含まれる赤色の天然色素です。野菜のなかではトマトに多く含まれ、真っ赤に完熟するほど多くなると言われています。
カロテノイドの一種であるリコピンが持つ抗酸化作用は強力で、同じカロテノイドであるβ-カロテンの2倍以上、ビタミンEの約100倍にもなるという報告があるほどです。(※1)
カロテノイドの一種であるリコピンが持つ抗酸化作用は強力で、同じカロテノイドであるβ-カロテンの2倍以上、ビタミンEの約100倍にもなるという報告があるほどです。(※1)
リコピンに期待できる5つの効果効能
ポイント
- コレステロールを下げる
- 紫外線から肌を守る
- 血流を促す
- 骨の健康を保つ
- アレルギー症状を和らげる
コレステロールを下げる
悪玉LDLコレステロールは、活性酸素により酸化LDLコレステロールになり、血管壁を傷つけ、コレステロールの蓄積を促してしまいます。
リコピンは抗酸化作用により、この酸化LDLコレステロールを減らすことができるのです。それだけでなく、善玉コレステロールを増やすはたらきがあることも確認されています。(※2,3)
リコピンは抗酸化作用により、この酸化LDLコレステロールを減らすことができるのです。それだけでなく、善玉コレステロールを増やすはたらきがあることも確認されています。(※2,3)
紫外線から肌を守る
リコピンは紫外線によるダメージから肌を守る役割が期待されています。そもそも、シミやくすみ、乾燥などは紫外線を浴び続けることで引き起こされる肌の老化です。
リコピンは紫外線によってできる活性酸素から肌細胞を守るので、きれいな肌を保つことにつながります。毎日トマトを食べた人では、食べていない人よりも紫外線を浴びたあとの肌の赤みが軽くなるという報告もあるほどです。(※1,4)
リコピンは紫外線によってできる活性酸素から肌細胞を守るので、きれいな肌を保つことにつながります。毎日トマトを食べた人では、食べていない人よりも紫外線を浴びたあとの肌の赤みが軽くなるという報告もあるほどです。(※1,4)
血流を促す
血流が悪くなる原因のひとつに、コレステロールの酸化があります。それによって血の塊ができてしまい、血流の障害物になるおそれが。酸化を招く活性酸素を取り除くはたらきを持つリコピンは、血流を促すのに役立つと考えられます。血液や血管自体の酸化対策にもなるため、体内から若々しさを保つことができますよ。(※1)
骨の健康を保つ
リコピンの摂取で骨からカルシウムが溶け出しにくくなることが認められています。また、動物実験において骨を作る細胞を増やすことも分かっていて、リコピンが骨の健康を保つと言えるでしょう。
トマトジュースを牛乳で割ると、牛乳の乳脂肪でリコピンの吸収を高め、カルシウムも補うことができますよ。(※5,6)
トマトジュースを牛乳で割ると、牛乳の乳脂肪でリコピンの吸収を高め、カルシウムも補うことができますよ。(※5,6)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。