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Q. 即効性がある?
A. コーヒーを飲んですぐに花粉症の症状が和らぐということは考えにくいです。
クロロゲン酸の抗アレルギー作用を調べた動物実験では、2週間以上クロロゲン酸を摂取することで、くしゃみや鼻をかく回数が減ることが明らかになっています。
また、セルフケアで症状が治まらないときは無理せず医療機関を受診しましょう。(※5)
クロロゲン酸の抗アレルギー作用を調べた動物実験では、2週間以上クロロゲン酸を摂取することで、くしゃみや鼻をかく回数が減ることが明らかになっています。
また、セルフケアで症状が治まらないときは無理せず医療機関を受診しましょう。(※5)
コーヒーを花粉症対策に役立てよう
まだ動物実験でしか明らかになっていないものの、コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸には抗アレルギー作用があり、花粉症に役立つと考えられています。
ただし、コーヒーの飲み方によっては花粉症の悪化につながるため注意が必要。身体の冷えや不眠につながらないよう、飲み方を工夫しましょう。
ただし、コーヒーの飲み方によっては花粉症の悪化につながるため注意が必要。身体の冷えや不眠につながらないよう、飲み方を工夫しましょう。
竹内先生:
「花粉症の時期や花粉症にかかっているときに、乳酸菌飲料は症状の軽減に期待できます。コーヒーは動物実験で症状の軽減に期待されています。
しかし現時点では、花粉症に対してとても有効と考えられる一般的な飲み物は認めておりません。また、花粉症にかかっているときに民間療法のみで花粉症を克服することはむずかしいと考えられます。
花粉症の症状でつらい場合は、コーヒーのような民間療法だけにまかせず、医療機関を受診してください」(※14,15)
「花粉症の時期や花粉症にかかっているときに、乳酸菌飲料は症状の軽減に期待できます。コーヒーは動物実験で症状の軽減に期待されています。
しかし現時点では、花粉症に対してとても有効と考えられる一般的な飲み物は認めておりません。また、花粉症にかかっているときに民間療法のみで花粉症を克服することはむずかしいと考えられます。
花粉症の症状でつらい場合は、コーヒーのような民間療法だけにまかせず、医療機関を受診してください」(※14,15)
【参考文献】
(2023/12/27参照)
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