食事パンの中でも最もポピュラーな食パンを、パウンドケーキ型を使って作ってみましょう♪
米粉パンは乾燥にとても弱いので、焼く前に生地に霧吹きをしたり、焼いた後は熱いうちにラップで包んでおくなど、保湿に気を配るようにします。
作り方はボウルで材料を順に混ぜて、型に流して焼くだけ。米粉パン初心者の方にもおすすめのレシピです。
材料
(18cmのパウンドケーキ型 1台分)- 米粉(パン用ミズホチカラ) 150g
- ドライイースト(金サフ) 3g
- オリゴ糖(液体タイプ) 12g
- 食塩 2g
- 水 145g
- 米油 10g
下ごしらえ
・水はレンジ600Wで20秒加熱し、ぬるま湯(30~35℃)にしておきます。(冷水の場合は40秒)
・パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。(シリコン加工されている型を使う場合は不要です。)
作り方
1
ボウルに米粉、塩、イーストを入れ、ミキサーのスイッチをオフにしたまま、よく混ぜ合わせます。
2
オリゴ糖、水、油を順に加え、ミキサーのスイッチをオフにしたまま、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
3
粉っぽさがなくなったらミキサーのスイッチを入れ、高速で3分間撹拌します。
4
生地をパウンドケーキ型に流し入れ、竹串を刺して生地の2倍量の高さに印を付けます。(印を付けたい高さに生地を少量付ければOKです。)
5
霧吹きをしてラップをかけ、輪ゴムで止めて密閉し、オーブンの発酵機能を使い40℃で30分間発酵させます。
6
オーブンから取り出し、室温でさらに8~10分発酵させます。(この間にオーブンに天板を入れ、160℃に予熱しておきます。)④で印を付けておいたところまで生地が上がるのが発酵完了の目安です。
7
ラップを外し、生地の表面にハケで米油(分量外)を塗って霧吹きを3プッシュし、シリコン加工のアルミホイルをかぶせたら端をしっかり止めて密閉します。
8
湯を張ったココットと一緒に天板にのせ、オーブン160℃で30分間焼成します。
9
アルミホイルを外して再びハケで表面に米油(分量外)を塗り、予熱なしのオーブン200℃で15分間焼成します。
10
オーブンから取り出したら熱いうちにクッキングシートをはがし、ぺーパータオルで包み、さらにラップで包んで熱が取れるまでそのまま密閉しておきます。しっかり熱が取れたらカットして召し上がれ♪
コツ・ポイント
- 夏場は発酵が進みやすいので、仕込み水は常温または冷水を使用し、生地の2倍量に達するのを目安に焼成してみてください。
- 焼く前の生地はとても柔らかく傷つきやすいため、米油を塗るときはハケでそっと置くように塗ってください。(スプレー式のオイルを使用すると便利です。)
- 熱いうちにカットするとナイフに生地がくっついてしまうため、しっかり熱が取れてからカットしてください。(目安は約2~3時間後)
- できあがった食パンは当日、または翌日に食べ切るようにしましょう。食べきれない場合は、カットしてからラップ等で包んで冷凍することをおすすめします。
- 米粉パンは乾燥によりひびが入りやすいため、オーブンの機種によっては温風があたる場所にひび割れをおこす場合があります。焼成後にペーパータオルとラップで保湿する事でひび割れが落ち着きますよ。
よくある質問
米粉は、粒子が細かく膨らみやすいパン用のミズホチカラがおすすめです。
・イーストはどのメーカーのものがよいですか?
ドライイーストはサフ社のインスタントドライイースト金(金サフ)を使用します。耐糖性に優れているため発酵が安定します。
・米油以外の油でも良いですか?
油は米油でなくでも大丈夫です。太白ごま油、ココナッツオイルなど無味無臭の油を使用してください。
・焼成する際のアルミホイルの指定はありますか?
生地が付かないようシリコン加工されたものを使用します。ない場合は、クッキングシートとアルミホイルを重ねて使用してください。
また、パウンドケーキの型を2つお持ちの場合は、アルミホイルの代わりに型をかぶせて焼成するときれいに焼き上がりますよ。
・オリゴ糖ではなく他の砂糖でも代用できますか?
オリゴ糖はてんさい糖、上白糖など同量の砂糖でも代用できますが、オリゴ糖に比べると保湿力が劣り、甘味が強く出ます。
・オリゴ糖のおすすめはありますか?
オリゴ糖はなるべく純度の高いものを使用すると、色付きや保湿力が良くなります。おすすめは「北海道ビートオリゴ」です。
ITEM
北海道ビートオリゴ
¥475〜
内容量:300g 原材料名:ビート糖蜜(北海道産) 賞味期限:製造日より2年