冷水につけ適度に苦味をとる

下ゆでの直後に冷水につけ急激に冷やすと適度に苦味を抑えられます。冷水につけるとさらにアクが抜け、食感もよくなりますよ。

すぐに冷やし色止めをする

冷水にさっとつける工程は色止めのために重要です。急速に冷やすとふきのとうの鮮やかな緑色を美しく保ちます。水っぽくなるのを防ぐよう、冷水につけたあとはしっかり水を絞り水分を拭き取りましょう。

作り方

1.ふきのとうを下ゆでする

ふきのとうを熱湯でゆでているところ

Photo by 山形ゆかり

鍋に水と塩少々(分量外)を入れ沸騰させます。ふきのとうを入れ、1〜2分ゆでます。菜箸やフライ返しで押さえながらゆでます。

2.冷水にとる

ふきのとうを冷水で冷やしているところ

Photo by 山形ゆかり

ふきのとうはゆでおわったら、すぐに冷水に入れ冷やします。
ふきのとうを冷やしたあと、手で絞ったところ

Photo by 山形ゆかり

冷めたら手で絞り、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。

3.粗みじん切りにする

ふきのとうを粗みじん切りにしたところ

Photo by 山形ゆかり

ふきのとうの根元を切り落とし、半分に切ります。芯の部分が黒ずんでいる場合は取り除いてから粗みじん切りにします。

4.炒める

手鍋でふきのとうを炒めているところ

Photo by 山形ゆかり

手鍋にサラダ油を入れて中火で加熱します。ふきのとうを入れ、木べらで混ぜながら水分が飛ぶまで1〜2分程度炒めます。

5.合わせみそを入れる

ふきのとうが入っている手鍋に合わせみそを入れたところ

Photo by 山形ゆかり

火を止め、合わせみそを加えてふきのとうとを混ぜ合わせます。

6.砂糖を入れる

ふきのとうと合わせみそ、砂糖を手鍋で混ぜ合わせているところ

Photo by 山形ゆかり

砂糖を加えます。砂糖が溶けて合わせみそに馴染むまで全体を木べらでよく混ぜ合わせます。

7.酒とみりんを入れる

ふきのとう味噌が手鍋の中にできあがったところ

Photo by 山形ゆかり

木べらで混ぜながら中火で1〜2分加熱します。酒とみりんを加え、照りが出るまで3分程度煮詰めます。粗熱を取り冷めたら完成です。

ふき味噌のおすすめの食べ方

1. ふき味噌のせおぼろ豆腐

Photo by 山形ゆかり

ふき味噌とおぼろ絹豆腐を用意します。おぼろ絹豆腐は軽く水気を切りましょう。器に盛り、ふき味噌を適量かけてできあがりです。お好みで小口ねぎをのせるのもおすすめ。なめらかなおぼろ豆腐にふき味噌が加わり、上品な味わいを楽しめますよ。

2. そら豆のふき味噌和え

Photo by 山形ゆかり

材料はふき味噌とそら豆のみ。そら豆を皮ごとゆでます。やわらかく火が通ったら皮をむき、ふき味噌と一緒に和えてできあがりです。ふき味噌だけで味付けは十分。そら豆の甘みとふき味噌の旨味が合わさり、春らしいひと品になりますよ。

3. クリームチーズとふき味噌のパンスプレッド

Photo by 山形ゆかり

ふき味噌とクリームチーズ、お好みのパンを用意しましょう。パンはシンプルなものがおすすめです。クリームチーズをゴムベラで混ぜてやわらかくし、ふき味噌を混ぜ合わせたらできあがり。クリームチーズのコクとふき味噌の風味が絶妙な組み合わせで、新感覚のパンスプレッドが楽しめます。

編集部のおすすめ