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似ているようで違う「ピラフ」と「チャーハン」の違い
ピラフとチャーハン・焼き飯の決定的な違いはその “作り方” にあります。ピラフは生米を炒めてから炊きあげるのに対し、チャーハン・焼き飯は炊いたお米(ごはん)を炒めて仕上げます。
3者には食感にも違いが。ピラフはチャーハン・焼き飯にくらべてしっとりしているのに対し、チャーハン・焼き飯はパラパラとしているのが特徴です。
3者には食感にも違いが。ピラフはチャーハン・焼き飯にくらべてしっとりしているのに対し、チャーハン・焼き飯はパラパラとしているのが特徴です。
料理名 | 作り方 | 味わい・食感 | 発祥地 |
---|---|---|---|
ピラフ | 生米を具材と炒めてスープで炊きあげる | ごはんがしっとりしている | トルコ |
チャーハン | 炊いたごはんと具材を炒めて味付けする | ごはんがパラっとしている | 中国 |
ピラフの作り方や特徴
発祥国
ピラフの発祥国はトルコといわれています。語源は「Pilav(ピラウ)」で、14~20世紀まで存在したオスマン帝国時代から食べていたとされています。
トルコのピラフは、主食ではなく付け合わせとして食べるのが一般的。そのため、パンのおかずにピラフという組み合わせも多いんですよ。
トルコのピラフは、主食ではなく付け合わせとして食べるのが一般的。そのため、パンのおかずにピラフという組み合わせも多いんですよ。
作り方
ピラフは、生米と野菜や肉類などを炒めてコンソメスープやブイヨンなどと一緒に炊くのが一般的な作り方。炊き込みごはんの一種で、チャーハンにくらべるとごはんがしっとりとしているのが特徴です。鍋のほかに、炊飯器で手軽に作ることもできます。
チャーハンの作り方や特徴
発祥国
チャーハンの発祥は、7世紀頃の中国という説が有力です。当時は炒める調理法が一般的ではなかったため、あまり食べられていませんでしたが、10世紀後期になると炒めたり揚げたりする調理法がしだいに広まりました。
また、中国は古くから米を食べる習慣があったため、調理法の広がりと共に米を炒めるチャーハンが親しまれるようになりました。
日本にチャーハンが伝来したのは、当時の唐であった中国に遣唐使を派遣していた7~9世紀頃。平安時代の書物には「唐からごま油でお米を炊く調理法が伝わった」と残されています。現在のようなチャーハンが日本に広まったのは、明治時代以降といわれていますよ。
また、中国は古くから米を食べる習慣があったため、調理法の広がりと共に米を炒めるチャーハンが親しまれるようになりました。
日本にチャーハンが伝来したのは、当時の唐であった中国に遣唐使を派遣していた7~9世紀頃。平安時代の書物には「唐からごま油でお米を炊く調理法が伝わった」と残されています。現在のようなチャーハンが日本に広まったのは、明治時代以降といわれていますよ。
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