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炊いたご飯をどうやって保存していますか?
多めに炊いたご飯や余ったご飯をどのように保存していますか?ご飯が冷めるまで……と常温保存している方もいらっしゃるのではないでしょうか?とはいえ、何時間くらいなら常温保存できるのか、夏場でも大丈夫なのかなどが気になりますよね。
この記事では、ご飯の保存方法について詳しく解説します!
この記事では、ご飯の保存方法について詳しく解説します!
炊いたご飯の常温保存期間は短い!
炊いたご飯を常温保存できる時間は意外と短く、数時間といわれています。炊いたご飯を常温に放置すると、ご飯に付着している「セレウス菌」が増殖し、食中毒の原因となるおそれがあります。基本的に避けたほうが良いでしょう。
セレウス菌は食中毒の原因になる
セレウス菌は、土壌に生息する細菌のひとつ。土だけでなく、水やほこりなど私たちの身近に生息する細菌です。米や野菜などの農作物にも付着し、芽胞と呼ばれる熱に強い細胞を形成するのが特徴。芽胞は120℃以上で90分加熱しても死滅しません。
また、セレウス菌は30℃前後でもっとも活性化します。つまり、炊きたてのご飯であれば問題ありませんが、常温で放置するとご飯が冷める過程でセレウス菌が増殖し、嘔吐や下痢を引き起こす原因となるのです。
セレウス菌による食中毒症状は2タイプに分かれ、嘔吐の場合は潜伏期間が30分~6時間、下痢の場合は潜伏期間が8~16時間です。(※1,2)
また、セレウス菌は30℃前後でもっとも活性化します。つまり、炊きたてのご飯であれば問題ありませんが、常温で放置するとご飯が冷める過程でセレウス菌が増殖し、嘔吐や下痢を引き起こす原因となるのです。
セレウス菌による食中毒症状は2タイプに分かれ、嘔吐の場合は潜伏期間が30分~6時間、下痢の場合は潜伏期間が8~16時間です。(※1,2)
夏の常温保存はNG
前述の通り、セレウス菌が増殖しやすいのは30℃前後。室温が高い夏場でご飯を常温保存することはできません。短時間で傷むおそれがあるため、避けてください。(※2)
炊飯器で保温したご飯の保存期間は1日内
「常温保存はNGでも、炊飯器に入れておけば安心」と思っていませんか?メーカーや製品によるものの、炊飯器でご飯を保温するのに適した時間は12~24時間以内とされています。
ご飯を炊飯器に入れたまま長時間保存すると、腐ったり変色したりするおそれがあるため、避けてください。保温時間は、各炊飯器の取り扱い説明書を確認しましょう。
ご飯を炊飯器に入れたまま長時間保存すると、腐ったり変色したりするおそれがあるため、避けてください。保温時間は、各炊飯器の取り扱い説明書を確認しましょう。
炊飯器で保存する際の注意ポイント
炊飯器でご飯を保存する際は、以下の点に注意してくださいね。
・保温スイッチを切らない
・冷やご飯を足さない
・蓋を開け閉めしすぎない
どれも雑菌が繁殖するおそれが高まります。保温時間だけでなく、上記についても覚えておきましょう。
・保温スイッチを切らない
・冷やご飯を足さない
・蓋を開け閉めしすぎない
どれも雑菌が繁殖するおそれが高まります。保温時間だけでなく、上記についても覚えておきましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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