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昆布巻き
昆布は「養老昆布(よろこぶ)」の語呂合わせで、縁起の良い食材とされています。また、昆布巻きに多く使われるにしんは、「二親(にしん)」と漢字を当てはめるため、ふたつをあわせて不老長寿の願いがこめられていますよ。
さらに、昆布を「子生(こぶ)」と表して子孫繁栄の意味もこめられています。
さらに、昆布を「子生(こぶ)」と表して子孫繁栄の意味もこめられています。
数の子
前述の昆布巻き同様、にしんの卵巣である数の子には子孫繁栄の願いがこめられています。透明感のある黄金色は、お祝いの席にふさわしい見た目ですね。にしんを「二親」と表すほかにも、小さな卵がたくさん生まれるのも由来のひとつです。
たこ
たこの赤色には魔除けの意味があり、紅白の見た目から縁起物としておせち料理で食べられています。また、漢字で「多幸(たこ)」と漢字を当てはめ、幸せが多く訪れるようにとの願いもこめられています。
なお、おせち料理に使われるたこは、関東以北では酢だこ。関西以南では旨煮にするのが一般的です。地域ごとに違うのもおせち料理ならではですね。
なお、おせち料理に使われるたこは、関東以北では酢だこ。関西以南では旨煮にするのが一般的です。地域ごとに違うのもおせち料理ならではですね。
筑前煮
普段のおかずに登場することの多い筑前煮。実は筑前煮には、縁起の良い食材が使われているんですよ。にんじん・れんこん・こんにゃく・だいこんなど、どれも「ん」がつく食材で、「運」がつくとされています。にんじんやれんこんを花型にすると、お祝いにふさわしい見た目に仕上がります。
どの段に何を入れる?お重の詰め方にも由来がある!
おせち料理といえば、お重に詰めるイメージがありますよね。お重は「幸せを重ねる」という意味で使われています。また、それぞれの段には詰める料理が決まっていますよ。地域や家庭によって異なりますが、ここでは正式とされる四段重の詰め方をご紹介します。
一の重
重箱の一番上になる一の重。年始に訪れたお客さまをもてなす意味から、おせち料理の基本となる「祝い肴(いわいさかな)」や、酒の肴になる「口取り」を詰めます。
主な料理は以下の通りです。
・かまぼこ
・栗きんとん
・黒豆
・伊達巻
・田作り
・数の子など
品数は、縁起が良いとされる奇数にするのが一般的です。
主な料理は以下の通りです。
・かまぼこ
・栗きんとん
・黒豆
・伊達巻
・田作り
・数の子など
品数は、縁起が良いとされる奇数にするのが一般的です。
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