こんにゃくやたけのこは食感が変わるので注意

筑前煮の定番具材であるこんにゃくやたけのこは、冷凍すると食感が変わってしまいます。解凍時においしく食べられなくなるおそれがあるため、これらの具材は取り除いて冷凍しましょう。

冷凍により食感が変化する具材は、作った初日に食べ切るとよいですね。

急速冷凍を心がける

筑前煮をおいしく冷凍するには、なるべく短時間で冷凍する「急速冷凍」を心がけるのがポイント。冷凍庫に入れるのは、筑前煮の粗熱を取ってからにしましょう。その後、筑前煮が入った容器を金属製のトレイやバットにのせておくと、早く凍らせることができますよ。

筑前煮の日持ちを長くするコツ

コツ

  1. 濃いめの味付けにする
  2. 火入れ(再加熱)をする
  3. 清潔な調理器具や保存容器を使う

濃いめの味付けにする

前述したように、筑前煮を冷蔵保存する場合は味付けを濃くすることで日持ちを長くすることができます。筑前煮の味付けに使う砂糖や、しょうゆに含まれる塩分には防腐作用があるためです。筑前煮を作り置きする際は、味の濃い煮汁につけておきましょう。

火入れ(再加熱)をする

冷蔵保存した筑前煮は、火入れによって日持ちを長くできます。火入れとは、煮物を再加熱して雑菌の繁殖を抑えることを指します。作り置きの筑前煮を食べるときに全体を再加熱し、食べる分を取り分けて残りを再度冷蔵保存するとよいでしょう。

清潔な調理器具や保存容器を使う

筑前煮を冷蔵もしくは冷凍保存する際は、清潔な調理器具や保存容器を使うのが大切。これらが汚れていると、安全に筑前煮を保存できず、傷みやすくなるおそれがあります。とくに筑前煮を保存容器に移す際は、調理に使用していないきれいな箸を使うようにしてくださいね。

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