ライター : macaroni 編集部

今回アレンジそうめんをご紹介するのは…

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料理家/小堀紀代美
東京・富ヶ谷でカフェのような、食堂のような「LIKE LIKE KITCHEN」(現在はクローズ)の料理人兼オーナーを務め、現在は同名の料理教室を主宰。スパイスやハーブを使う料理が得意。著書に『予約のとれない料理教室 ライクライクキッチン「おいしい!」の作り方』(主婦の友社)『ごはんにかけておいしい ひとさライス』(西東社)など多数。

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こんにちは、料理家の小堀紀代美です。「アレンジそうめん」のリレー連載、最後にご紹介するのは、「きのこきゅうりおろしそうめん」です。

なめたけ風のきのこの蒸し煮をそうめんに合わせるのが、この夏のお気に入り!するっと口あたりがよいうえに食物繊維がたくさん取れるので、お酒のあとのシメにもおすすめです。

今回は、なめたけ風のきのこの蒸し煮の作り方も合わせてご紹介します。

きのこきゅうりおろしそうめんのレシピ

調理時間:20分

きのこに昆布と鰹節を加えて、きのこから出た水分と調味料で煮ることで、きのこがグッとおいしくなります。少し多めに作り置きして、冷やしておくのがおすすめです。忙しいときでもささっと食べられて、便利ですよ。

ごはんにも合いますが、豆腐にかけるのもいいですね。もちろんそのままでも、ちょっとしたおつまみになります。

材料(2人分)

・そうめん……2束
・きゅうり……1本
・オクラ……2本
・すだち……適宜

〈なめたけ風きのこの蒸し煮〉
・えのき……2袋
・しめじ……1パック
※または好きなきのこ……500g(正味)
a.しょうゆ……大さじ3杯
a. みりん……大さじ2杯
a. 砂糖……大さじ1杯
a. 酒……大さじ1杯
a. 鰹節……2g
a. 切り昆布……5g(なければ昆布を小さく切る)
a. 赤唐辛子……1本(3つにちぎる)
・酢……大さじ1杯

調理のコツ・ポイント

1. きゅうりは鬼おろしを使って、粗くすりおろします。鬼おろしを持っていない方は、綿棒や包丁などでたたいてから粗みじん切りします。

2.
なめたけ風きのこの蒸し煮は、好きなきのこを数種類混ぜると風味が増しておいしいです。えのきを使うととろみが出ます。

3. きのこから出る水分が逃げないように、鍋は大き過ぎないものを使用してください。きのこが鍋いっぱいになるくらいの大きさがベストです。

下ごしらえ

・えのきは石突きを落とし、半分の長さに切ってほぐす。しめじは石突きを落とし、手でさく

作り方

1. きゅうりをすりおろし、オクラを切る

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きゅうりは端を少し切ってから粗くすりおろします。鬼おろしは、下から上の方向に力を入れずにやさしくおろすといいですよ。途中で折れてしまったら、粗みじん切りにしてください。すり終えたら、ザルにあげて水気を切ります。

オクラは塩をまぶしてこすって洗い、小口切りにします。

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