爽やかさ広がる！しっとりオレンジパウンドケーキのレシピ

Photo by ヤマモトマコ

調理時間 60分

*オレンジピールを作る時間は除く

オレンジをはじめとした柑橘類のおいしい季節。この時期にぴったりな手作りオレンジピール、そしてオレンジパウンドケーキのレシピをご紹介します。生のオレンジから作るオレンジピールは、ジューシーさや爽やかな香りが格別です。甘いものが苦手な方にもきっと喜ばれますよ。

材料

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オレンジピールの材料
- オレンジ（今回は国産の清美オレンジを使用） 2個
- グラニュー糖 300g
- 水 200～400cc（適宜必要な分はプラスする）
オレンジパウンドケーキの材料
- バター（無塩） 100g
- グラニュー糖 80g
- 卵（Mサイズ） 2個
- 薄力粉 100g
- オレンジピール 160g
- グランマルニエ 35cc（生地に入れる用10gと仕上げに塗る用25g）
- ベーキングパウダー 2g

このレシピでは仕上げに塗るグランマルニエにオレンジシロップ25gを加えました。グランマルニエのみを塗ってもOKです。

作り方

1.オレンジを果肉と皮に分ける

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オレンジはしっかりたわしなどを使って水洗いし、ナイフで縦に4～8等分にします。オレンジの皮とワタの部分に親指をいれ、果肉と皮を分けます。今回は国産オレンジを使用したので水洗いのみを行いましたが、外国産オレンジを使う場合は、熱湯をかけたり塩や重曹でもみ洗いしてワックスをしっかり落としましょう。

2.果汁を絞る

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果肉から果汁を絞っておきます。さらしや手ぬぐいで包んで絞ると簡単です。

3.皮を下ゆでする

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鍋にオレンジの皮と皮が浸るくらいのたっぷりの水（分量外）を入れ中火にかけ、煮立ったら湯切りをします。この作業を3回ほど繰り返します。

4.皮がやわらかくなるまで炊く

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鍋にたっぷり張った水（分量外）に下ゆでしたオレンジの皮を入れ、ワタの部分に透明感が出て、皮にフォークや竹串がスッと通るくらいまで弱火で炊きます。目安時間は1時間程度ですが、もし硬いなと感じたらもう少し炊きましょう。炊けたら、鍋に炊いたときのお湯とオレンジの皮を入れたままひと晩置きます。

5.オレンジ果汁とグラニュー糖、水を入れて炊く

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ひと晩置いた鍋の中の水を切り、オレンジの皮、オレンジ果汁（今回は2個で約200g）、オレンジ果汁と同量の水（200g）、グラニュー糖の半分（150g）を入れて極弱火で1時間ほど炊きます。もし水分の減りが早いようだったら、水を適宜追加しましょう。炊いているあいだ、ときどき鍋をゆすって焦げないように混ぜます。ゴムベラや箸で混ぜると皮が崩れるので注意です。

6.残りのグラニュー糖を入れる

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残り半分のグラニュー糖（150g）を入れ、極弱火で1時間程度さらに炊きます。オレンジの皮全体にツヤと透明感が出たら完成です。パウンドケーキに使用する際は、常温でしっかり冷ましてから使用しましょう。

7.下ごしらえ

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パウンドケーキの生地を作る前に、オレンジピールを刻んでグランマルニエ（10cc）と混ぜておきましょう。今回は細切りにしましたが、ダイスカットにしてもOKです。あまり細かすぎないほうが食べた時にオレンジのジューシーさや食感が楽しめますよ。この際、オレンジピールについたシロップは必要以上にきる必要はありません。パウンドにオレンジの香りが広がり、シロップの糖分でパウンドケーキがしっとり仕上がります。