4. 160℃の油で揚げる

Photo by akiharahetta

すべて挟んだらいよいよ油で揚げていきます。揚げ油の温度は160℃が適温。揚げ物にしては低温ですが、170℃以上にしてしまうと、えびに火が通る前にパンが焦げてしまいます。低めの温度の油で揚げましょう。

片面2分ずつ、パンがこんがりきつね色になったらOK。カットしてみて、餡が白くなっていたら火が通っています。もし透明感があるようだったら、まだえびが生の証拠。もう少し長く揚げてください。

上手に作るためのコツ

えびの中心部まで火の通りをよくするために、薄切りパンを使うことをおすすめします。サンドイッチ用の10枚切りが理想ですが、ない場合は8枚切りを麺棒で薄くのばすといいですよ。パンのうえで麺棒をゴロゴロと転がして、ペタンコにしてください。

具材を挟みやすくなりますし、揚げたときに油を吸収しにくくする役目も。食感を損なうことはほぼないので、安心してゴロゴロしてくださいね。

気になる味は?魔法の粉をかけると中毒性アップ

Photo by akiharahetta

カラっと揚がったメンボシャをさっそく実食!とその前に、秘密の調味料「プリンクルパウダー」の登場!当然なくてもOKですが、ちょっとした魔法をかけたいと思います。

メンボシャと同じく今話題になっている調味料で、通称 “魔法の粉” 。韓国でフライドチキンの味付けに使われているこのパウダーをメンボシャに振りかけ、さらにおいしくしてしまいますよ。

韓国で有名チキン屋「bhc」のサイドメニューには、「뿌링멘보샤(プリンメンボシャ)」といって、プリンクルパウダーをかけたメンボシャが登場した期間もあったそう。
プリンクルパウダーの記事はこちら▼

ハイカロリーだけどやみつきになる味

Photo by akiharahetta

中身がよく見えるようカットしてみました、いかがですか?しっかり火が通ると、ところどころ赤くなってとてもきれいですよね。見た目はほぼ完ぺき♪

ねぎの香りと揚げ物の香ばしい匂いが相まって、食欲を刺激してきます。肝心の味はというと、ひとくち目から「ウマっ!」と声が漏れるほど。

パンはサクサク、えびはプリップリ。プリンクルパウダーとの相性も抜群です。おいしくてもっと食べたいところですが、かなり油っぽく、量を食べられないのが惜しい点です。冷めてもおいしいので、小分けにして食べるといいかも。

メンボシャは通販やお店で買える?

残念ながら、メンボシャはAmazonや楽天などの通販では購入できません。調査する限りは、日本にはメニューとして提供するお店もまだないようです。

親しみやすい味で大人も子供も大喜び

Photo by akiharahetta

聞き慣れない名前に戸惑った「メンボシャ」。実際に食べてみると、親しみやすく違和感のない味わいでした。具材を刻んで油で揚げるという、少し手間のかかる料理ですが、その分おいしさは格別。

子供から大人まで好まれる味なので、ピクニックやベランピングにおすすめ。シンプルな味付けにプリンクルパウダーがよく合い、ほどよくジャンク感のあるメニューですよ。ぜひお試しあれ♪

編集部のおすすめ