1. 不要なまとめ買いをしない

「まとめ買いをすると、必要のないものまでつい買い過ぎてしまうおそれがあります。食べきれずに賞味期限が切れてしまった……という経験のある方も多いはず。食品ロスの原因にもなるので、食料品のまとめ買いは控えましょう。

仕事の都合上、1週間に1回しか買い物に行けないという方は仕方ありませんが、週2〜3回にわけて買い物をするほうが節約はしやすいですよ」

2. 買い物は肉・魚などのメインから

「もっとも節約になる買い物の仕方は、あらかじめ買い物リストを用意することです。リストアップしたものだけを購入することで買い過ぎを防げますし、効率よく回れて買い物も短時間で済みます。

買い物リストを作ることができないときは、最初に肉や魚といったメインになる食品のコーナーから回るのがポイントです。メインに合わせて野菜やそのほかの食材を選ぶと、献立を立てやすく、無駄買いもなくなります」

3. 特売スーパーにはあえて行かない!

「特売品やセール品を見るとつい手が伸びがちですが、安いからといって買いすぎると、逆に高くついてしまうことが。私もいろいろと試しましたが、節約をするなら普段行くスーパーで、普段買うものを買うのが一番!

また、大型スーパーに行くのは月に一度だけ、などとルールを明確化し、イベントとして『特別費』や『娯楽費』など別に予算を組むとよいでしょう。ただし、大量に買うことで気付いたら賞味期限が切れていたということもあるので、やはり買いすぎには注意してくださいね」

4. 嗜好品を把握する

「普段の買い物でも、必ず必要な食料品と娯楽に近い食料品を混在して購入することはよくあると思います。いちいち分けて家計簿につけるのは面倒という方は、レシートの嗜好品にマーキングするだけでも買いすぎに気付くことができますよ」

食費節約は適正金額を知り、無理のない範囲で継続することが大切

食費の節約は、まず自分の家庭の適正金額を把握して、その範囲内で無理なくおこなうのが節約継続のコツであることがよくわかりました。ズボラ代表と言っても過言ではないほど面倒くさがり屋の筆者も、あきさんの節約術ならストレスなくできそうです。

あきさんも、「食費の節約は頑張って減らすというより、無理のない範囲で長く緩く続けていくことが大切です。頑張りすぎてストレスを感じないように、自分のペースで心地よい範囲を保っていくことが節約上手になるコツですよ」と繰り返します。

食費節約に苦手意識がある方でもちょっとした工夫で気軽に取り組むことができる、あきさんの節約術。さっそく今日から実践したいですね。
取材・文/鎌上織愛
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【参考文献】
(2022/01/18参照)
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