2. 食費を削る

「食費を平均以下にまで削ってしまうと、食卓のおかずが質素になり子どもの成長の妨げになると私は考えます。『1ヶ月1万円生活』や『一日ワンコイン』といった目標はわかりやすくはありますが、やはり精神的なストレスもかかります。

節約は健康を害してまでするものではありません。各家庭ごとに“心地よい”と感じる適切な食費予算を決め、その範囲のなかで節約することが大切です」

3. お楽しみがなくなる節約

「重ねてになりますが、やはり節約が家族の負担になることは本意ではありません。私の場合も家族のイベントでかかる食費は特別費として別予算を立てていますし、特別費は年間で予算立てをしているので月ごとの閑散に振り回されることがありません。

誕生日やクリスマスなどのイベント時は存分に楽しみ、イベントがないときは特別費を使わないという具合に、バランスとメリハリをつけて調節するとストレスも少なくて済みますよ」

これが正解!食費予算の立て方

step1. 支出項目を確認する

「まずは前述のとおり、現状どのくらい食費がかかっているかを把握しましょう。

次に、食費のなかでも本当に必要な食費と娯楽に近い食費をわけて考えます。せっかく予算を立てても、外食するとあっという間に予算オーバーするという方は多いです。しっかり分けて考えることが、節約を無理なく長続きさせるコツでもありますよ。

また私の場合は、生活するうえで必ず必要な日用品も加えて『食日用品費』という費目で予算を立てています。外食やコンビニで使ったものは食費から外し『娯楽費』とすることで、一日の予算が立てやすくなります」

step2. 一日の食費予算を立てる

「生活するうえで必ず必要な『食日用品費』の1ヶ月の金額がわかったら、それを31で割った金額が一日の予算になります。一日の予算がわかると普段の買い物でも基準ができるので、買い過ぎの防止に繋がりますよ」

食費を節約する4つのコツ

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ