【ブラウンチーズのレシピ例】 カレーやハヤシライスのコク出しに入れる

近年人気の「ブラウンチーズ」は、ホエイ(乳清)にミルクを加え、火にかけて水分を蒸発させて作るチーズ。日本ではまだ馴染みのないチーズですが、私の一押しのチーズです。
ミルク由来の濃厚な甘みとまろやかさがあり、まるでキャラメルのような味わいで、細かく刻んでカレーやハヤシライスに加えると、よりコクが増しておいしくなります。溶かしバターに混ぜ、肉のソテーのソースにしてもよいでしょう。

【簡単チーズレシピ】 やわらかいタイプのチーズが余ったら…? 「フロマージュフォール」を作ってみよう!

最後に<バール ア フロマージュ スーヴォワル>谷田オーナーから、お役立ちレシピを1つご提案をいただきました!

白カビ、ブルー、ウォッシュなどのやわらかいタイプのチーズが少しずつ余ったら、いろいろなチーズの切れ端を集めて熟成させる「フロマージュフォール」を作ってみてはいかがでしょうか?
「フロマージュフォールとは『強いチーズ』という意味で、昔からフランスの家庭で親しまれてきたチーズの再利用法です」(谷田オーナー)

<材料>

やわらかいタイプの数種類のチーズ(白カビ、ブルー、ウォッシュなど)……各適量
グラッパ、マールなどのアルコール度数の高い洋酒(ジンや焼酎でも可)……適量

<作り方>

煮沸消毒した1つの保存容器にすべてのチーズを入れて、グラッパやマールなどのアルコール度数の高いお酒を少しずつ加えて練り混ぜ、写真のようなクリーム状になったら、冷蔵庫で保存します。そのまま数日熟成させてできあがり。
沖縄の伝統食「豆腐よう」のような味わいで、ウイスキーなど度数の高いお酒のアテとして、そのままチビチビ楽しめます。ガーリックトーストに塗っていただくのもおすすめです!
いかがでしたか? どれもすぐに試したくなる組み合わせばかりですね!そのままいただくだけでなく、食材と組み合わせることでおいしさがさらに広がるチーズ。食卓にどんどん取り入れたいものです。

取材協力/バール ア フロマージュ スーヴォワル

取材協力/バール ア フロマージュ スーヴォワル 2018年世田谷区二子玉川にオープンした、チーズ料理専門ワインビストロ。常時30~50種類のチーズを取りそろえ、そのうち約15種類を料理・デザートにアレンジ。伝統的なものから独創的なものまで、チーズを使った料理を提供している。オーナーの谷田浩巳さんは、CPAチーズプロフェッショナル等の資格を取得したチーズのスペシャリストでもある。
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