6. 5をボウルに入れ、ちぎった数の子とあえる

5のベースをボウルに取り出し、だししょうゆ漬けにした数の子を手で食べやすい大きさにちぎりながら加える。
菜箸で全体をさっと混ぜる。

7. せん切りにしたきゅうりを加えてあえる

きゅうりはせん切りにし、さっと冷水にさらしてからザルにあげ、水気をしっかりきる。6に加え、軽くあえたら器に盛る。
「きゅうりは味がしみこみやすく、色も悪くなりやすいので、食べる直前に松前漬けのベースとあえましょう。松前漬けのベースは食べる分だけ、ボウルに取り出すようにしてください」

【松前漬けの保存方法】

松前漬けは、塩気がしっかりしているので保存に向く料理。工程6のきゅうりが入っていない状態で、冷蔵庫で5日程度保存可能です。

【お正月の盛りつけ例】上品に盛りつければ、おもてなしにも活躍

松前漬けは、お正月やお祝いの席など晴れやかなシーンでも活躍します。松前漬けに黒豆やクコの実、からすみなど縁起ものを添えて、上品に盛りつけを。突き出しやお酒のアテにふさわしい一品に仕上がります。
数の子の2つのレシピ、いかがでしたか? 日本料理店に教わった作り方なら、おもてなしなどに自信を持ってふるまえそう! ぜひ、プロのテクニックを参考に作ってみてください。
<よし邑>冨澤浩一さん 千坪の広大な敷地で、庭園を眺めながら四季折々の日本料理を楽しめる<よし邑>の総料理長。豊富な経験を元に、日本各地から厳選して取り寄せた旬の食材を使用し、素材の味をいかしたシンプルでありながらも味わい深い料理と得意とする。2017年「現代の名工」、2020年「黄綬褒章」受章。
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