ライター : macaroni 編集部

おつまみにもデザートにもなる!ダッチベイビー

Photo by Mio Gohda

おうち時間中心の生活で手料理に目覚めた方も、料理の腕をさらに磨いた方も、クリスマスの食卓には特別感のあるお料理を準備したいですよね。

12月の「匠のおうちレシピ」では、3年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選出された「falò(ファロ)」の樫村仁尊さんに、クリスマスのテーブルを彩るお料理を教えていただきます。

ご紹介するのはいずれもチーズを使ったパーティーレシピ。第2回は、鉄鍋やスキレットで作る軽〜い生地のパンケーキ、ダッチベイビーです。トッピングによっておつまみにも、デザートにも変化する、ワクワク感たっぷりのひと皿ですよ。

Photo by Mio Gohda

falò(ファロ)・オーナーシェフ/樫村仁尊さん 東京都出身。調理師学校を卒業後、「リストランテ アクアパッツァ」日髙良実シェフの元でキャリアをスタート。その後、イタリアや都内のレストランで経験を積み、アクアパッツァに戻ったのち料理長まで務めた。2016年、代官山に「falò」をオープン。公式サイトでは全国発送するオンラインショップも運営
「ダッチベイビーはイタリア料理ではないのですが、クリスマスのパーティー気分を盛り上げること間違いないメニューなので、今回のレシピに選びました。

じつはこれ、仲間内で集まってハーベキューしたときに作ったことがあるのですが、アウトドアでも調理できるぐらい簡単!材料を混ぜて、鉄鍋に入れて焼くだけです。アウトドアではフタの上に炭を置いて調理しますが、家庭ではオーブンを使います。

生地はシュークリームのシュー皮とほぼ同じ。加熱すると空気が膨張してぷーっとふくれますが、冷えると同時にしぼんで、その変化を見るのも楽しいですよ。

今回はチーズがテーマなのでおつまみ風のトッピングにしましたが、フルーツやアイスクリームなどを添えるとデザートにもなります。生クリームやいちごを飾ればクリスマスケーキのようにもなります」

材料(2人分)

調理時間:15分

〈生地〉
・薄力粉……80g
・牛乳……100g
・卵……2個
・グラニュー糖……ひとつまみ
・塩……ひとつまみ
・バター(無塩)……10g

〈トッピング〉
・ブッラータチーズ……適量
・生ハム……1枚
・ルッコラ……適量
・メープルシロップ……適量
・粗挽き黒こしょう……適量

下準備

・オーブンを220〜250℃に予熱する
・バターを湯煎にかけて溶かす
・小麦粉を振るう

作り方

1. ボウルに卵を入れ、よく溶きほぐす

Photo by Mio Gohda

ボウルに卵を割り入れ、白身を切りながら、よく溶きほぐします。

2. 牛乳、塩、グラニュー糖を加え、よく混ぜる

Photo by Mio Gohda

ボウルに牛乳を加えてひと混ぜし、塩、グラニュー糖を加え、よく混ぜます。

「今回はおつまみ風のレシピなので、グラニュー糖はひとつまみで十分。それでも、ほんのり甘みを感じますよ」

3. 溶かしバターを加えてよく混ぜる

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溶かしバターをボウルに加え、よく混ぜます。

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