Name: 魔法瓶でほったらかし！黒豆の超簡単な炊き方【神谷よしえさんの12カ月の手仕事 #6】
Cuisine: 日本

1. 鍋に小豆とたっぷりの水（分量外）を入れ、沸騰したら5分ほど煮て10分ほど置き、煮汁を捨てる（渋きり）

2. 再度鍋に小豆と水を入れて沸騰したら、温めておいた魔法瓶に入れて半日置く

3. 半日経ったら硬さをみる。硬い場合は再度鍋に移して、沸騰したら魔法瓶に移す。さらに数時間置いて硬さをみる

4. やわらかくなっていたら密閉容器に移して保存する

「どんな豆を炊くにしろ、上手に作るポイントは温度。きれいに仕上げるためには、豆の温度を60～70℃でキープし続けることが重要なんです。この“温度を一定に保つ”ことが、魔法瓶なら簡単にできるという訳です。

同じく温度を一定に保てるヨーグルトメーカーでも同じ要領で作ることができると思いますよ」

魔法のような手仕事！少量の黒豆は魔法瓶で簡単に

Photo by Yasuaki Watanabe/UP inc.

常に鍋に張り付いて煮込まなければならないと思っていた黒豆が、魔法瓶を使えば驚くほど簡単に作れることがわかりました。何かと忙しくなる年末に、黒豆を時短で作れるのはうれしい限りですね。

「黒豆は皮が固いため、ふっくら美しく仕上げるにはある程度の時間は必要です。それでも魔法瓶を使えば煮詰める時間を減らせて、放置している間はほかの家仕事に充てられます。うっかり黒豆の存在を忘れたとしても、焦がすといった心配もないので安心です」と神谷さん。

魔法瓶なら少量の黒豆が簡単に作れるので、ひと家族分のおせち料理にも便利です。魔法瓶で作った自家製の黒豆をつつきながら、新年をゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

取材・文／鎌上織愛

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