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甘納豆とは
甘納豆は、豆や芋などを砂糖漬けにした和菓子のひとつです。小豆、金時豆、エンドウ豆、花豆、黒豆などを使って、豆を砂糖で甘く煮詰めて砂糖をまぶしてから乾燥させる作り方が一般的。きな粉などをまぶして食べることもあります。
自家製「黒豆の甘納豆」の作り方
材料(出来上がり約150g・1607kcal)
・黒豆……150g
・三温糖またはグラニュー糖……300g
・水……200g
・塩……小さじ1/3杯
・粉糖またはきな粉……適量
作り方
1.黒豆をたっぷりの水に一晩浸して戻します。
2.水で戻した黒豆をザルにあげます。
3.お鍋にたっぷりの水と黒豆を一緒に入れ、落し蓋をして中火にかけます。もしお持ちの方は、「鉄玉子」をこのタイミングで一緒に入れると艶よく仕上がりますよ!
4.沸騰直前に弱火にして、3~4時間ゆっくりと煮ていきましょう。水面に豆が見えてきたら、その都度お湯を足していきます。沸騰してしまうと豆が固くなるので、気を付けてくださいね!また、あくは随時取り除きましょう。
※やわらかいほうがお好みでしたら、4時間以上煮ても大丈夫です。
5.豆が柔らかくなったらザルにあげましょう。
6.お鍋に水と砂糖を入れて加熱します。今回は三温糖を使用してコクのあるやさしい風味に仕上げていますが、クセのない淡白な甘さのグラニュー糖でもOK。
本来は砂糖蜜を2段階に分けて甘くしていきますが、自家製で作るなら砂糖蜜に漬けるのは一回にして、低糖度に仕上げるのがおすすめです。工程が簡単になるうえ、優しい甘さに仕上がります。
7.砂糖が溶けたら豆を入れ、豆が飛び出していたら豆がひたるくらいの水を足し、落し蓋をして弱火にかけ沸騰直前で火を止め、完全に冷めるまで放置します。
8.塩を加えて再び弱火で加熱します。甘い方がお好みならば、煮えてからしっかり煮詰めると煮汁が濃くなり、甘みの濃い甘納豆ができます。
9.沸騰直前に火を止め、完全に冷めるまで置きます。
10.煮汁を切り、ザルに広げて風通しのよいところで乾かしましょう。ザルにクッキングシートを敷き、その上に豆を広げると、あとの洗い物が楽です。煮汁はそのまま飲んだり、ココアにして飲むこともできますよ!
11.ほどよく乾いたら、バットなどに仕上げの粉糖やきなこを入れて左右に揺らして、豆全体にまぶします。
12. お皿に盛り付けて、完成!仕上げに何もまぶさなくてもおいしいですよ。写真は左:そのまま、中央:粉糖、右:きなこの甘納豆です。いくつかのフレーバーを並べるとちょっとおしゃれですね。
甘納豆の食べ方
甘納豆はヨーグルトやグラノーラ、アイスクリームのトッピングにしたり、蒸しパンやスコーン、ケーキに混ぜると、ごろごろっと食感の楽しいアクセントになります。そこで、中でもおすすめの食べ方を3つご紹介!
1. ご当地の味!甘納豆のお赤飯
北海道をはじめ、青森県や山梨県のお赤飯は、小豆ではなく甘納豆を入れるそうですよ。ひと口食べれば甘納豆のほのかな甘みが口の中全体に広がります。ご飯との相性は抜群なので、ぜひ食べてみてくださいね!
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