加熱時間で効果が変わる!? 卵の栄養と食べ方で変化する身体への作用

日本で昔から愛され続ける栄養満点の「卵」は、調理方法によって栄養価に変化があるようです!栄養を丸ごと摂れる生卵、身体への消化吸収が良い半熟卵、安心・安全な完熟卵。それぞれの食べ方のメリットやデメリットをご紹介していきます。

卵の栄養素

卵には、良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルをはじめ、私たちの身体にとって必要不可欠な「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。

これらの栄養素には、体に入ったウイルスなどを撃退し、免疫力向上の効果が見込めるビタミンAや、老化の原因となる活性酸素を抑えるビタミンE、卵黄に含まれるレシチンは、コレステロールの値を正常値に戻す働きがあることも分かっています。

卵1個の重量とカロリー

卵1個でおよそ60g、カロリーは91キロカロリーあります。
たんぱく質7.4g、脂質6.2g、炭水化物0.2g(いずれも卵60gあたり)の他、上記で述べたビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビオチンなどのビタミン類、ナトリウム、カリウム、リン、鉄、セレンなどのミネラル類をバランスよく含みます。

卵は加熱の加減で栄養が変わる!?

実は卵は、加熱時間によって栄養や身体に対する効果が変わることをご存知ですか?今回はそんな卵の食べ方で変化する栄養や身体への吸収・消化についてご紹介します。いったいどの食べ方が体に良い食べ方なんでしょうか?

栄養丸ごと!生で食べる卵の効果

卵に含まれるビタミンB群は水溶性ビタミンのため、熱に弱く、ゆで卵や厚焼き卵などにすることで若干量ではありますが減少してしまいます。生で食べればビタミンB群をそのまま摂取することができますよ。
しかし生の卵白に含まれる"アビジン"という成分が、皮膚や毛髪の健康によいと言われている"ビオチン"の吸収を阻害することもあると言われているため、食べ過ぎには注意しましょう。

消化にやさしい!半熟で食べる卵の効果

卵は半熟(温泉卵)程度にすると、体内吸収率が97%になるそうです!ほかの食べ方よりも消化吸収効率がよくなるため、胃に負担をかけたくないときやお腹が弱っているときなどは特におすすめです。

また半熟卵は、パスタや丼ぶりなど和洋折衷の料理のトッピングとして相性がいいため、摂取しやすいのも魅力ですね。

安全・安心!固茹でで食べる卵の効果

卵を加熱調理し、卵焼きや目玉焼きにすれば"ビオチン"自体の吸収はスムーズに行われます。また、しっかりと黄身にまで火が通るため食べ応えや食感も増し、腹持ちもよいのでダイエット中の食材にも向いているといえます。
さらに菌などが心配な人も安心な固茹で卵は、黄身も白身も完全に加熱することにより、卵の食べ方としては最も安全な調理方法といえます。お弁当のおかずにも良いですね。
しかし加熱時間が長い卵は、消化が悪く、半熟卵の消化時間がおよそ1時間半といわれる中で、加熱時間が長い卵の消化時間はおよそ3時間と倍の長さがかかるようです。身体に影響は大きくは及ぼしませんが、胃が弱っているときはおすすめしません。

卵は1日何個まで?

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