脂肪の蓄積を抑えられる

私たちの主食である白米は、エネルギーになりやすいですが、血糖値も急激に上がりやすい食材です。血糖値が急激に上がると、血糖値を下げるためにインスリンがたくさん分泌されます。過剰に分泌されたインスリンは、余分なブドウ糖を脂肪として身体に蓄える作用があるので、注意が必要です。

それに比べ、オートミールは血糖値の上昇が緩やか。血糖値が緩やかに上昇すれば、余分な脂肪の蓄積を抑えられます。(※4,6)

オートミールを効果的に食べるコツ

1食30gまでに抑える

オートミールとごはんのカロリーを100gあたりで比較すると、オートミールが350kcal、ごはんが156kcal。意外にもオートミールはあまり低カロリーな食材とは言えません。1食あたり30g(大さじ5杯)を目安にし、食べ過ぎには注意しましょう。

オートミール30gであれば、カロリーは105kcal。ごはん1食あたり(160g)のカロリーが約250kcalなので、約1/2に抑えられます。30gでは少ないと感じるかもしれませんが、水分を含むと十分に満足感が得られますよ。(※7,8,9,10)

甘味料は控えめにする

オートミールそのものにあまり味はなく、そのままでは少し食べにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。そのため、メープルシロップや砂糖などの甘味料を入れて食べる場合もありますよね。ですが、甘味料にもエネルギーは含まれており、入れ過ぎは太る原因に。砂糖は一日あたり20g以下を目安にし、摂り過ぎには注意しましょう。(※11)

どうしても夜にオートミールが食べたくなったら

食べ過ぎない

オートミールのみならず、夜に食べ過ぎると、身体へ負担がかかるだけでなく太るおそれがあります。どんな食材も食べ過ぎは身体に良くありません。どうしても食べたくなった場合は、1食あたりの適量である30gを超えないようにしましょう。(※3,10)

甘味料や果物を加えすぎない

オートミールそのものにあまり味がないため、甘味料や果物を加えて食べる方もいるのでは?甘い甘味料や果物には、糖質が多く含まれており、摂り過ぎると脂肪の蓄積に繋がります。夜に限らず、甘味料や果物は加え過ぎにないよう注意が必要です。(※12)
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