ライター : macaroni 編集部

白菜の甘さ際立つ「白菜のグリルブルーチーズソース」

Photo by macaroni

料理家でフードコーディネイターの橋本彩子さんが考案した、調理家電でラクラク作れるチーズおつまみを紹介している2021年11月の【調理家電でラク家事ごはん】。

電子レンジやオーブントースターを活用することで、おしゃれなチーズおつまみを手間なく作れるんですよ。今回も、お酒のあてを手早く用意したいときにうってつけのひと皿です。

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料理家、フードコーディネーター/橋本彩子 食品メーカー勤務を経て料理業界へ。カフェメニューのプランニングやテーブルまわりのコーディネイトを経験後、ケータリングユニットに参加。雑誌、書籍、CM、映画などの現場で7年余り経験を積み、退社。その後1年間、ル・コルドンブルーでフランス料理を学ぶ。現在は料理雑誌、女性誌、ライフスタイル誌、Web、広告を中心に活躍するほか、料理家きっての築地マニアとしても知られる
連載3品目のレシピは「白菜のグリルブルーチーズソース」。橋本さん、食材をうまく組み合わせて、甘さ際立つ白菜をワインに合うおつまみに仕上げてくれました。

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調理時間:約20分

「白菜にブルーチーズと生クリームで動物性のコクをプラスして、満足感のあるおつまみにしました。やや淡白な風味の白菜が、お酒と相性バッチリなひと皿に大変身。赤ワインにとっても良く合いますよ。

白菜は火を通すとクタっとしますが、軸の部分をつけたままグリルすることで、見栄え良く仕上がります」

材料(2人分)

・白菜……小さめ1/4株
・オリーブオイル……大さじ1杯
a. ブルーチーズ……100g
a. 生クリーム……大さじ2杯
a. にんにく……1/2片
・レモン果汁……少々

作り方

1. 白菜を切る

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白菜は芯をつけたまま縦8等分に切ります。

「白菜は大きすぎるとオーブントースターに入らないので、小さめのものを使いましょう。

大きな白菜しかない場合は、外側の葉を何枚かはがして、ちょうど良い大きさの部分を使います。芯に近い部分の葉はやわらかくて甘味があるので、グリル料理にぴったりです」

2. 白菜をグリルする

オーブントースターを予熱して庫内を温めておきます。

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オーブントースターの天板またはアルミホイルに、白菜を互い違いに並べ、オリーブオイルを全体にまんべんなくまわしかけます。

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高温で葉の部分に焦げ目がつくまで15分を目安にグリルします。

「白菜の葉のふちが茶色く色づくまで焼きましょう。焼き色をしっかりつけることで、旨みと香ばしさを引き出すことができます。

葉が色づくまでしっかり焼けていれば、芯にも火が通っています。途中で一部に焦げ目がつきすぎた場合は、温度を下げて全体を焼いてください」

3. ブルーチーズのソースを作る

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耐熱ボウルにブルーチーズをくずしながら入れ、(a)の材料をすべて入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ600Wで30秒加熱します。

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いったん取り出してチーズを潰すように混ぜ、1分を目安に電子レンジ600Wで再度加熱し、なめらかになるように混ぜます。

「使用するブルーチーズはロックフォールがおすすめです。後味の甘味と濃厚な旨みがグリルした白菜によく合いますよ。

にんにくに火が通ると香りが立つので、にんにくの良いにおいが漂いはじめたら加熱はOKです」

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レモン果汁を入れてよく混ぜます。

「レモン果汁を入れることで、チーズのたんぱく質が固まってとろみがつき、レモンの酸味で全体の味が引き締まります」

4. 盛り付ける

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グリルした白菜を器に盛り付け、3のソースを全体にかけたら完成です。

「白菜のグリルから出た焼き汁に旨みがたっぷり含まれているので、一緒にお皿へ盛り付けてください。

白菜の焼き上がりとソースのできあがりのタイミングを合わせると、温かい状態で食卓に並べることができますよ」

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