【ポイント5】ごはんの粗熱を取っている間に、納豆を混ぜるべし

Photo by おぺこ

「まず温かいごはんを茶碗にこんもりと盛り、粗熱を取っている間に、冷蔵庫から出した納豆を混ぜましょう。そうすることで、納豆を混ぜ終えたタイミングで、ごはんが納豆に適した温度(45〜50度)になるんです!

ナットウキナーゼという酵素は熱に弱く、70度以上で死滅してしまいます。炊きたてのご飯は80度近くあるので、少し置いてからのほうが納豆の良いところを取り入れられるんです」

【ポイント6】タバスコや酢をちょい足しすべし

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「タバスコを数滴足すだけで、パンチある納豆ごはんに!粘りにタバスコが絡みつき、飲み込むときまで続く辛さがクセになります。辛いだけでなく、納豆のおいしさを引き立ててくれるんですよ。

酢は納豆の臭いと粘りを抑え、ふわとろ感をアップさせてくれるので、納豆が苦手な人でも食べやすくなります。とろろのようにスルッと食べられる上にさっぱりとしており、食欲がないときにもおすすめです」

【ポイント7】トッピングで無限の可能性を楽しむべし

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左上から時計回りに、しらす、たこ、たくあん、天かすをトッピングした納豆ごはん
「トッピングは、納豆ごはんの可能性を無限に広げてくれます。定番のトッピングは、魚介や魚卵。たくあんや福神漬けなどの漬物類も、ほどよい塩気とポリポリとした食感が納豆によく合います(塩分があるのでタレは半量に)。

また、天かす(特にイカ天入り)や『ベビースターラーメン』(おやつカンパニー)などのサクサク系もおすすめ。これらと納豆を一緒に食べると食感が豊かになり、納豆の粘りも強調されるんです」

少しのこだわりで、納豆ごはんをもっとおいしく!

「今まで納豆が苦手だった人でも、『あれ?これなら食べられる』と克服するきっかけになったり、『もっと納豆が食べたい!』と納豆への情熱がより強くなったりしてくれたら、万々歳です!

必要なのは、納豆とごはん、いつも使っている茶碗とお箸だけ。究極の納豆ごはんを、気軽に作って食べてみてくださいね」とおぺこさん。

ごはんと納豆だけというシンプルさが故に、ひとつの要素がおいしさに直結する納豆ごはん。紹介した内容を実践して、新たなおいしさに出逢ってくださいね。

取材・文/道岡直宏(macaroni 編集部)

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