4. ルッコラとバターを加える

Photo by macaroni

炊き上がったらルッコラとバターを入れて、やさしくかき混ぜます。

「バターを入れることでその風味が加わり、よりコクのある味わいになります。ごはんにもツヤが出るので、ピラフっぽい仕上がりに近づきますよ」

ワインを合わせて、豪華なおうちディナーに!

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食べると牡蠣の旨味が口いっぱいに広がり、まさにワインが飲みたくなる味わい!牡蠣と長ねぎの香ばしい焼き色で見た目にもごちそう感があり、贅沢な気分を味わえるピラフでした。

「仕上げのルッコラを別の食材に置き換えると、また別な味わいになりますよ。手に入りやすいものだと三つ葉や小ねぎがおすすめです。個人的に好きなのはこれから旬を迎えるせり!香りのよさとほろ苦さがよく合い、より大人向けの味わいになります」

季節ごとに入れる食材を変えれば、その時期ごとの味わいが楽しめそうですね。牡蠣は夏にも旬があるので、その時期にも試してみたくなりました。

新米をバリエーション豊かに味わえるピラフは炊飯器で手軽に!

【調理家電でラク家事ごはん】2021年10月の連載では、料理家の河井美歩さんに炊飯器で簡単に作れるレシピをたっぷり教えていただきました。どのレシピも準備時間は10~15分程度なのに、できあがりはプロ級!スイッチを押すだけでおいしく炊き上げてくれる炊飯器、もっと活用したくなりましたね。

「毎日の食事も同じレシピだと飽きちゃいますよね。炊飯器を使ったピラフなら、手軽なのに手抜きに見えないので、忙しい主婦の味方になってくれるはず!たくさんの具材が入って栄養を気にする人にもぴったりです。事前に炊いておけば炊飯器から取り出すだけなので、お子さんやテレワーク中のご主人のランチにも便利だと思いますよ」

新米と秋の食材を一緒に楽しめるピラフは、この時期だからこそ楽しみたいもの。時短を叶えてくれる炊飯器レシピ、食欲の秋に大活躍してくれそうです。

文・取材/大瀧 亜友美
撮影/植松 富志男(macaroni編集部)

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