ライター : ☆ゴン

カフェやレストランなど外食関連の紹介記事を中心に、豆知識やおいしい料理のレシピなど、皆さまのお役に立つ情報を発信したいと思います。

「きんかん」とはどんな果物なの?

「きんかん」とは、ミカン科の低木に実る柑橘類のなかのひとつ。柑橘類とされるものの、ミカン属ではなく、独自のキンカン属に分類されています。発祥地の中国名「金柑」が、日本語でそのまま音読みされた名前です。普通のみかんよりもかなり小さく、かわいいサイズの果実として知られています。

旬になると店頭に並ぶきんかんを、見聞きはするけど、実際には食べたことがない人も意外と多いはず。そんな人のために、きんかんの旬と味わい、おすすめのレシピを紹介します。

きんかんの旬と味わい、おいしい食べ方

きんかんには温室とハウス栽培、露地物があり、長崎や鹿児島県では、ブランド化された品種が盛んに生産されています。温室物は12月から出荷されはじめ、露地物が収穫される翌年の1~3月が、もっともよく出回る最盛期の旬です。

味わいは柑橘類特有の甘酸っぱさのなかに、ほのかな苦味があります。このやわらかい苦味こそが、きんかんの特徴でもあり魅力。宮崎や鹿児島産のブランド品のなかには、糖度の高さを誇る品種もあって、年々人気化していることで有名です。

きんかんは皮がついた状態でまるごと食べる

小さくてかわいいサイズのきんかんは、大きさのわりに皮が意外と厚いです。したがって普通のみかんのように、皮をむいて食べることはほとんどありません。輪切りの画像を見るとわかるように、中の白い袋に入っている果肉はわずか。

生のままで食べるにしろ、調理して食べるにしろ、まるごと使用するのが一般的です。このあとに、きんかんをおいしく料理するためのレシピを紹介します。まだ食べたことがないという人は、ぜひ一度作ってみてくださいね。

きんかんをまるごと食べられるレシピ3選

1. スパイス香る。きんかんの白ワインコンポート

コンポートとは、砂糖を入れた水でフルーツをコトコト煮て、保存が利くようにするヨーロッパ伝統の調理法。レシピではきんかんのコンポートに白ワインや、シナモンスティックなどのスパイスを加え、風味よく仕上げています。独特の苦みが抑えられ、甘酸っぱさが際立つひと品です。

2. 隠し味の薄口しょうゆが決め手。きんかんの甘露煮

ヨーロッパ発祥のコンポートに対して、甘露煮は日本伝統の調理法として有名ですね。砂糖が少なめのコンポートとは異なり、使用する材料の半量もの砂糖を加えるのが特徴。保存性に優れるため、魚によく用いられる調理法ながら、きんかんやくりなどの果物にもよく利用されています。

3. 輪切りにして漬けるだけ。きんかんのはちみつ漬け

こちらはきんかんを薄く輪切りにして、はちみつに漬け込むだけのシンプルなレシピ。きんかんのはちみつ漬けは、のどの痛みによいとされ、昔からよく利用されていました。薬効のほどは別にして、爽やかで自然な甘さのはちみつと、甘酸っぱいきんかんがマッチしておいしいですよ。
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