ライター : macaroni 編集部 樋田

レシピ担当ディレクター

ドラマやKPOPはもちろん、韓国グルメにも目がない韓国大好きディレクター。丁寧な暮らしに憧れているが、実際のところはほど遠く、自分を甘やかした自由気ままな生活を送っている。

韓国発の塩ラテが飲みたい…

Photo by macaroni

こんにちは、macaroni 編集部の樋田です。毎日暑い日が続きますが、みなさんはどんなお家時間をお過ごしですか?韓国好きな私は、youtuberやInstagramで韓国に行けない鬱憤をはらしています。

そんななか見つけたのが、ラテに塩が入ったソルトコーヒー(소금커피)というもの。Instagramのハッシュタグを検索してみると、すでに6万件もの投稿があり、紙パックの商品も販売されているようなんです。

日本でも何店舗か販売しているお店はあるようですが、このご時世遠出することもできないし……。せっかくならおうちで作れるレシピが知りたい!ということで以前からmacaroniでお世話になっているコーヒーマイスターのビバ中川さんに再現レシピの考案を依頼してみることにしました!

中川さんのお店に到着!

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

アドバンスド・コーヒーマイスター/ビバ中川さん 日本スペシャルティコーヒー協会認定アドバンスド・コーヒーマイスター。コーヒーは“五感を刺激するメディア”と称し、バリスタにとどまらずカフェの監修や新しいコーヒーの楽しみ方を提案するなど活動の幅を広げている。2021年4月中旬には自身のコーヒーネーム「VIVA(ビバ)」を冠したお店「VIVA COFFEE」をオープン
中川さんのお店「VIVA COFFEE(ビバコーヒー)」にやってきました。さっそく今回の趣旨を伝えてみます。

樋田
「中川さん、塩ラテってご存知ですか?韓国発のコーヒーアレンジなんですが、ぜひ、中川さんに究極のレシピを作っていただきたく……。ひとまず韓国のYouTuberさんが作っている動画があるので、こちらをご覧ください(笑)!」

中川さん(以下、中川)
「塩ラテか〜。聞いたことなかったけど、ウインナーコーヒーの塩入りアイスバージョンてところだね。作ったことはないけど、面白そうかも。塩が入っていると夏のドリンクとしても良さそうだし、やってみようか」

ということで中川さんと究極の「塩ラテ」を作りに挑戦します!
中川
「まずは内容をまとめよう。ざっくりとした作り方は、氷がたっぷり入ったグラスに、コーヒーを入れて、塩入りの生クリームをかける感じだね」

樋田
「はい!味的にはどうやら塩キャラメルのような感じだそうです。おいしさはもちろんなんですが、生クリームがグラスの中で、サーっと流れていく感じがおしゃれなのでそこを再現したいんです!」

中川
「そうすると生クリームのたて具合がポイントになってくるのかな。とりあえず試しに1杯作ってみますね」

意外とむずかしいクリームとコーヒーのバランス…

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

中川
「とりあえず1杯作ってみたけど、これだと生クリームがかなり固め……?見た目はあとで調整するとして、まずは味のチェックをしようか。コーヒーは氷で薄まるから、少し濃いめに淹れるのがいいかも。塩はしっかり感じられるように多めにしたけど、結構しょっぱいね(笑)」

樋田
「わー!これはこれでかなりおいしそうですが、クリームの流れ落ちる感じはないですね……。いまはコーヒーと生クリームがしっかり分かれているけど、クリームのたて具合を調整すれば、口どけ感も変わってきそうです!」

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

中川
「ちなみに使用する生クリームによっても、風味や見た目に差が出ると思うよ!コクを出したい場合は動物性、さらっと飲みたい場合は植物性がおすすめ。動物性は植物性に比べてもったりした仕上がりになるので、どちらの生クリームを使用するかによってもたて具合を調整する必要があるね。今回は検証しやすいように、動物性生クリームで作ろう」

樋田
「なるほど〜。同じ生クリームでも動物性を使用する場合は立てすぎないことがポイントなんですね」

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

中川
「あとは作っててわかったんだけど、コーヒーに入れるシロップの量もポイントかな。シロップの量を多くするとコーヒーが重くなるから、生クリームを入れても流れ落ちないんだ。逆にシロップの量が少なければコーヒーが軽くて、クリームがストンと落ちてしまう。クリームのたて具合とコーヒーの重さのバランスが、鍵になるね」

樋田
「そこの黄金比を見つけるということですね。なんだか夏休みの自由研究をしている気分になってきました……」

中川
「これは思ってたよりも奥深いね〜(笑)。生クリームをゆるめに立てて、コーヒーに入れるシロップの量を調整してみようか」

3パターンの塩ラテが完成!

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

生クリームの硬さは同じでシロップの量を調整
中川
「①のラテはシロップの量が一番多いからクリームが流れ落ちないね。逆に③のラテはシロップを入れていないからコーヒーが軽くてすぐに流れ落ちちゃうのか。見た目としては、②が一番理想に近い?」

樋田
「おー!②がほぼ理想の形です。もう少し流れ落ちる感じになれば完璧かと!③もきれいですけど、一瞬で混ざり合うのでシャッターチャンスはかなり短いかも……(笑)。飲んだ感じも真ん中が口どけなめらかでおいしいです」

中川
「塩も結構少なめにしたんだけど、甘さを引き立てるにはこのくらいがいいね。塩ラテだから多めに入れたくなるけど、入れすぎには要注意。真ん中の分量で最終調整だね!」

ついに完成!中川さん流「究極の塩ラテ」レシピ

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

試作を重ね、ついにコーヒーマイスターの中川さんが作った「究極の塩ラテ」が完成!簡単そうに見えますが、このヴィジュアルを作るには意外と奥が深いことがわかりました。

「上手に作るポイントは、生クリームを立てすぎないこと。ハンドミキサーを使うとあっという間に固くなるので、今回のラテを作る際は手立てがベストだね!」と中川さん。

さっそく材料と作り方をご紹介します!

材料(1杯分)

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

・少し濃いめのコーヒー(急冷したもの)……90cc
・生クリーム……50g
・グラニュー糖……5g
・塩……少々
・黒糖シロップ……10g(普通のガムシロップでも可)
・氷……適量
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