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カレーの付け合わせは何がベスト?
macaroni 調査企画、第8弾!7月のmacaroni 特集テーマ「夏の暮らしにスパイスを」に合わせて、「カレーの付け合わせ」についてのアンケートを80名に実施しました。
カレーの付け合わせといえば、らっきょうと福神漬けの二強。カレー好きな日本人のこだわりポイントのひとつでもありますが、はたしてどちらのほうが多数派なのでしょうか。はたまた、もうそれだけでは収まらないかも……?
カレーの付け合わせといえば、らっきょうと福神漬けの二強。カレー好きな日本人のこだわりポイントのひとつでもありますが、はたしてどちらのほうが多数派なのでしょうか。はたまた、もうそれだけでは収まらないかも……?
らっきょうか福神漬けか、二択で勝ったのは…
らっきょうか福神漬けか、どちらが好きかを聞いたところ、結果は「福神漬け」が45%で、「らっきょう」が33.8%、「どちらでもない」が21.3%。圧倒的ではないものの、福神漬けが微妙なタッチで多数派でした。
どちらでもない派は、「何も付けない」か「どちらものせる」の二極化。
どちらでもない派は、「何も付けない」か「どちらものせる」の二極化。
福神漬けは付け合わせとしてバランスがいい?
福神漬けは「給食でも食べていたし、子どものころから馴染みがある」「昔からこの味が好き」と、その親しみやすさが人気の秘密。(給食に福神漬けなんてついていたっけ、カレー偏差値の高い学校ですね……)
「特有の甘さが、カレーのスパイス感を引き立たせ、どんどんおいしくなる」「さまざまな歯応えがあって楽しい」「カレーは好きだけど辛いのが苦手なので、福神漬けの汁をかけて辛さを和らげている」と、脇役としての任務遂行ぶりにも定評があるようです。
らっきょうに対しては「クセが強すぎる、味のバランスが崩れる」「口がくさくなるのがイヤ」という反対意見も。
「特有の甘さが、カレーのスパイス感を引き立たせ、どんどんおいしくなる」「さまざまな歯応えがあって楽しい」「カレーは好きだけど辛いのが苦手なので、福神漬けの汁をかけて辛さを和らげている」と、脇役としての任務遂行ぶりにも定評があるようです。
らっきょうに対しては「クセが強すぎる、味のバランスが崩れる」「口がくさくなるのがイヤ」という反対意見も。
福神漬けは子ども、らっきょうは大人の味!?
らっきょう好きの意見としては「らっきょうの甘酸っぱさがお口直しになり、カレーをするする食べられる!」「カレーは全体的にやわらかい食感だけど、そこへ変化をあたえてくれる」と、甘酸っぱい味わいと食感がキモのよう。
なかでも気になったのは「福神漬けは子どもの味。らっきょうは大人の味」「実家で漬けたらっきょう、幼いころは苦手だったが、大人になっておいしいと気付いた。いまではないと物足りない!」というコメント。
そういえば筆者も昔、父がカレーにらっきょうを付け合わせにするのを見て、「福神漬けのほうがおいしいのになあ」と思ったものです。
なかでも気になったのは「福神漬けは子どもの味。らっきょうは大人の味」「実家で漬けたらっきょう、幼いころは苦手だったが、大人になっておいしいと気付いた。いまではないと物足りない!」というコメント。
そういえば筆者も昔、父がカレーにらっきょうを付け合わせにするのを見て、「福神漬けのほうがおいしいのになあ」と思ったものです。
ちょっと待った!カレーに合わせて付け合わせも進化
美食の国、日本。近年カレーの嗜好はより本格、かつ多様化しています。大阪発のスパイスカレーを皮切りに都内でも専門店が激増し、おうち時間の影響でスパイスカレーを一から自作する人も増えましたね。
とすると、付け合わせも “らっきょうか福神漬けか” の二択だけには収まるわけがありません。ほかにおすすめの付け合わせがないか質問したところ、多くの意見が上がりました!
とすると、付け合わせも “らっきょうか福神漬けか” の二択だけには収まるわけがありません。ほかにおすすめの付け合わせがないか質問したところ、多くの意見が上がりました!
カレー好きの間ではインド式漬物「アチャール」が定番
数年前は存在すら知られていなかったであろう、インドやネパールの漬物「アチャール」。玉ねぎやにんじん、きゅうりなどの野菜をスパイス、酢などの調味料で漬けたものです。ここ最近メディアではアチャールの作り方がたびたび掲載されるようになり、輸入食品スーパーでも「アチャールの素」が取り扱われるようになりました。
アンケート内でもアチャールを手作りするというコメントがちらほら。インド料理の副菜であるサブジ(野菜の蒸し煮/炒め煮)やライタ(ヨーグルトサラダ)も一緒に作るという、かなりのカレーマニアがいましたよ。
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スパイス×唐辛子!ひそかに支持される「キムチ」
昨今の韓国料理人気も関係しているのか、思った以上に票が集まったのがキムチ。スパイス×唐辛子の辛さのタッグがたまらないそうですよ。感覚としては、アチャールに近しいものもあるのかもしれませんね。
個人的にはキムチに味が持っていかれそうだと思ってしまうのですが、どうでしょう……?
個人的にはキムチに味が持っていかれそうだと思ってしまうのですが、どうでしょう……?
マヨラーここにも現る!まろやかにしたいなら「マヨネーズ」
ちょい足し界(?)では安定の存在、マヨネーズも君臨。付け合わせとは少し違うかもしれませんが、何人かのマヨラーたちが「マヨネーズを足します…すみません」「マヨネーズ多めのたまごサラダやポテトサラダをオン」「理由は好きだから…」と申し訳なさそうに教えてくれました(笑)
スパイシーなカレーにまろやかさとコクがプラスされるとのことで、白飯との相性もいいのだそう!
スパイシーなカレーにまろやかさとコクがプラスされるとのことで、白飯との相性もいいのだそう!
濃い味派は「きゅうりの醤油漬け」
ポリポリとした食感と甘辛い味付けがやみつきになる「きゅうりの醤油漬け」。「ちょっと濃いめなところがたまらない」とのことで、手作りする人も多いようです。きゅうりが安くなる夏は、試しやすそうですね。
作る際はしょうがを入れることで、そのピリ辛具合がカレーとマッチしますよ。
レシピはこちら▼
作る際はしょうがを入れることで、そのピリ辛具合がカレーとマッチしますよ。
レシピはこちら▼
付け合わせの新定番は…
本記事で紹介したもの以外にも、フライドオニオンやガーリックチップ、柴漬けや紅生姜、ガリ、梅干しなんてアイデアもありました。トッピングとしては、一部で納豆も定番化しているようですよ。
「これが新定番!」といえるものはありませんでしたが、カレーの多様化に合わせて、付け合わせもひそかに進化しています。福神漬けやらっきょうに代わる食材が登場する日もそう遠くはないかもしれませんね。
過去の記事はこちら▼
「これが新定番!」といえるものはありませんでしたが、カレーの多様化に合わせて、付け合わせもひそかに進化しています。福神漬けやらっきょうに代わる食材が登場する日もそう遠くはないかもしれませんね。
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文/倉持美香(macaroni 編集部)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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