4. キャベツを炒める

Photo by 海保竜平

キャベツの水分を飛ばしながら強火で一気に炒めます。

5. スパイスを入れる

Photo by 海保竜平

キャベツが鮮やかな色になったところで、1で合わせておいたスパイス(a)を加えます。

「スパイスをまんべんなくかけて、炒めたら完成です」

6. 盛りつける

Photo by 海保竜平

「この料理は作りたてがおいしいので、温かいうちに召し上がってください」

野菜のおいしさを引き出してくれるのがスパイス

キャベツを強火で炒め、水分を飛ばしたせいか、キャベツの甘味が際立っています。マスタードシードの香りと、キャベツのシャキシャキとした食感が楽しい料理でした。ビールとの相性がいいかもしれません。

「野菜だけだとあっさりしていてもの足りないのでは、と思われるかもしれません。でも、スパイスが野菜の味を引き出してくれるおかげで、とてもおいしいひと品に仕上がります」

キャベツの香りと、マスタードシードの香りがよく合うと思いました。

「マスタードシードとキャベツは同じアブラナ属の植物なので相性がいいんです。野菜をおいしくしてくれるのが、スパイスだと私は思っています。ぜひ実感してください」

次回(最終回)は、ゴーヤのピクルスと、クレソンのサンボルの2品を教えてもらいます。

文・取材/中島茂信
撮影/海保竜平

取材協力

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