特徴

海藻から抽出されるカラギーナンという食物繊維などを原料とした植物性の凝固剤です。 90℃以上の熱い液体に溶かして使用します。30~40℃で固まり、常温でも型崩れしないので、夏の暑い日にも持ち運びしやすいのが特徴です。

ゼラチンや寒天と比べると透明度が非常に高く、素材の色を活かした梅ゼリーや、カラフルな彩りを楽しめるフルーツゼリーなどにぴったりですよ。

注意点

アガーはダマになりやすいので、あらかじめ砂糖と混ぜておくのがポイントです。砂糖を使用しないレシピの場合は、ダマにならないよう液体を撹拌しながら徐々にアガーを加えて、均一に混ぜ合わせてから加熱してください。

90℃以上の熱い液体に溶かして使用しますが、沸騰してしまうとゼリーの強度が落ちるため温度管理には気をつけましょう。

凝固剤を変えてコーヒーゼリーで徹底比較

Photo by macaroni

凝固剤にはそれぞれ特徴があり、正しい使い方や注意点があることがおわかりいただけたでしょうか。では、凝固剤をゼラチン、寒天、アガーに変えてコーヒーゼリーを作り、食感や見た目はどのくらい変わるのかを調べてみたいと思います!

ゼラチン(ゼリーカップ2個分)

・コーヒー……180cc
・グラニュー糖……大さじ1杯
・ゼラチン……4g
・水…20cc

寒天(ゼリーカップ2個分)

・コーヒー……200cc
・グラニュー糖……大さじ1杯
・寒天……2g

アガー(ゼリーカップ2個分)

・コーヒー……200cc
・グラニュー糖……大さじ1杯
・アガー……4g

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