必ず水で戻す

ぬるい水で戻そうとするとゼラチンの表面が溶けて、中心部まで十分に吸水しません。ゼラチンを戻すときは必ず冷水でおこないましょう。

50〜60℃の液体と合わせる

ゼラチンは熱に弱いので、沸騰した液体に入れて溶かしたり、溶かした液体を沸騰させたりすると、臭みが出て固まる力が弱まってしまいます。ゼラチンを溶かす液体は50~60℃、ゼラチンを入れたら加熱しないよう気をつけましょう。

酸が強いもの、タンパク質分解酵素をもつ食材とは使用しない

パイナップル、キウイフルーツ、パパイヤなどのタンパク質分解酵素を含む食材と合わせると、ゼラチンが固まりにくくなってしまいます。これらの果物を入れたい場合は、缶詰か加熱したものを使用してください。

水分量を変えてゼリーで大検証

Photo by macaroni

ゼラチンには3つの特徴があり、正しい使い方や注意点があることがおわかりいただけたでしょうか。では、実際に水分量を変えて4種類のゼリーを作り、水分量を変えると弾力性と粘性はどのくらい変わるのか、仕上がりにどのような違いがでるのかを調べてみたいと思います!

〈基本レシピ〉(ゼリーカップ2個分)
・オレンジジュース……250cc
・グラニュー糖……大さじ2杯
・ゼラチン……5g
・水……大さじ3杯

オレンジジュースの量を250cc、300cc、350cc、400ccに変えて作ってみました。

見た目を比較

250cc

Photo by macaroni

300cc

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