なんじゃこら大福の中身や大きさは、どのようにして決めたのでしょうか?

Photo by お菓子の日高

お菓子の日高:当時、単品で販売していた苺大福・チーズ大福・栗大福が人気だったんです。それで、「すでに売れている3つを1つにまとめると、ボリューミーでおもしろい大福ができるのではないか」と、思いました。

大きさは「お菓子は食べたあとの満足感がとても大切」という、店主の思いからきています。この大きさが、お客様に「お腹いっぱいでおいしかった!」と満足していただけるサイズだというこだわりです。

いまや宮崎県の名物になっていますね。一日に何個ぐらい作るのでしょうか?

Photo by お菓子の日高

お菓子の日高:2021年1月現在は観光客がほとんど来られませんが、それでも一日400~500個を作っています。それ以前ですと、500~800個でしたね。

春先は野球やサッカーチームのキャンプで、関係者やファンが来られることもあり、多いときには土日で1,500個ほど作ります。

ありがたいことに、現在ではお土産として購入される方や、地方発送される方が大変多いです。また、ご自分用に1個を買い求められる方もおられますね。ネーミングのおもしろさとおいしさが口コミで広がったことや、クール宅配ができるようになったおかげで、全国にファンが増えてきました。

Photo by お菓子の日高

お話を伺って、アイデアをどんどんお菓子に取り入れる柔軟さのある店主さんだと感じました。お菓子は、味はもちろん、人をワクワクさせてくれる面も欠かせないですよね。

なんじゃこら大福は、まさに食べる人に楽しさとおいしさを与えてくれる大福です。

「なんじゃこらシュー」もオススメ

Photo by お菓子の日高

1個648円(税込) 賞味期限:2日
1993年にデビューした「なんじゃこらシュー」。大人の手のひらいっぱいにのるくらいの、ボリューミーなシュークリームです。

小倉生クリームがベースになっていて、底にはカスタードクリーム、具材には苺・栗・クリームチーズが入っています。店頭のみの販売で、地方発送はおこなっていないそう。気になる人は、ぜひ宮崎観光の際に立ち寄ってみてくださいね。

「なんじゃこら大福」の商品情報

Photo by 嶋田コータロー

賞味期限

製造日から4日間(要冷蔵)

購入できる場所

宮崎市内の「お菓子の日高」各店舗(7店舗)
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