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新宿からなら1時間以内!都内の牧場「磯沼ミルクファーム」
新宿駅から京王線に乗り、一度の乗り換えをはさんで約50分。京王高尾線山田駅から数分歩いた八王子市郊外にある「磯沼ミルクファーム」では、約6000坪の敷地のなかで、ホルスタインやジャージー、ブラウンスイスなど6種類の乳牛を育てています。
牛の数は約90頭で、その半分がお母さん牛。
「範囲限定ですが、牧場内を自由に見学できるオープンファームとなっています」
と教えてくれたのは、牧場主の磯沼正徳さんです。
と教えてくれたのは、牧場主の磯沼正徳さんです。
「牧場内では、お母さん牛だけでなく、生後数か月の仔牛を見ることもできますし、触れることもできます。その日生まれたばかりの赤ちゃん牛を見学できるかもしれません」
とはいえ、乳牛を飼育している以上、衛生と安全を確保しなればなりません。そのためにも守ってほしいマナーがあると、磯沼さん。
とはいえ、乳牛を飼育している以上、衛生と安全を確保しなればなりません。そのためにも守ってほしいマナーがあると、磯沼さん。
1. 牧場に入る際は、用意された石灰で靴を消毒する
2. 牛に触ってもらえますが、触れた後は手を洗う
3. 仔牛に触る前は手をアルコール消毒する
4. 犬などのペットを牛に近づけない
牧場内では、新型コロナウイルスも含めたさまざまな感染予防をしています。乳牛や仔牛を見たり触れ合ったりする際は、上記の諸注意を厳守する。これがとても大切です。
2. 牛に触ってもらえますが、触れた後は手を洗う
3. 仔牛に触る前は手をアルコール消毒する
4. 犬などのペットを牛に近づけない
牧場内では、新型コロナウイルスも含めたさまざまな感染予防をしています。乳牛や仔牛を見たり触れ合ったりする際は、上記の諸注意を厳守する。これがとても大切です。
子どもの食育にも◯。乳搾り体験(予約制)
毎週日曜日の13時からは、乳搾り体験(参加費700円)を実施。要予約ですが、当日枠もあるそうです。
※緊急事態宣言発令中は、乳搾り体験を中止(2021年1月29日 現在)
どんな体験ができるのか、磯沼さんにお聞きしました。
「毎日朝と夕方、搾乳している搾乳所で、搾乳体験をしていただけます。片手で搾り、もう片方の手のひらで搾った牛乳を受けてもらいます。牛は人間よりも体温が2度高い。搾りたての牛乳を手にのせることで、牛の体温を感じてもらいたいと思っています」
スーパーに並ぶ牛乳も、自宅の牛乳も、保管するのは冷蔵庫ですから、牛乳は冷たいものだと思い込みがち。でも、搾りたての牛乳は温かい。それを体感してほしいと磯沼さんはいいます。
「お母さん牛の愛情の産物であるミルクは、命を奪わずに得られる唯一の食べ物です。このことを理解してもらえたらなあと思っています」
※緊急事態宣言発令中は、乳搾り体験を中止(2021年1月29日 現在)
どんな体験ができるのか、磯沼さんにお聞きしました。
「毎日朝と夕方、搾乳している搾乳所で、搾乳体験をしていただけます。片手で搾り、もう片方の手のひらで搾った牛乳を受けてもらいます。牛は人間よりも体温が2度高い。搾りたての牛乳を手にのせることで、牛の体温を感じてもらいたいと思っています」
スーパーに並ぶ牛乳も、自宅の牛乳も、保管するのは冷蔵庫ですから、牛乳は冷たいものだと思い込みがち。でも、搾りたての牛乳は温かい。それを体感してほしいと磯沼さんはいいます。
「お母さん牛の愛情の産物であるミルクは、命を奪わずに得られる唯一の食べ物です。このことを理解してもらえたらなあと思っています」
磯沼さんが乳搾り体験を始めたのは、15年前。
「私の発案ではありません。うちの乳製品を買ってくださっていた方から、乳搾りをしてみたいという提案をいただきまして」
牧場内に専用の施設を設けることも考えたそうです。でも、ふだんどんな場所で、どうやって搾乳しているのかを知ってもらいたいと思い、搾乳所で体験してもらうことにしました。
参加者は、家族だけでなく、若い人のグループも多いそうです。
「うちは観光牧場ではありません。楽しみながら酪農の現場を知ってほしいし、食育にもなればと思い、乳搾り体験を行ってきました」
乳搾り体験後には、ミルクの試飲ができます。
「私の発案ではありません。うちの乳製品を買ってくださっていた方から、乳搾りをしてみたいという提案をいただきまして」
牧場内に専用の施設を設けることも考えたそうです。でも、ふだんどんな場所で、どうやって搾乳しているのかを知ってもらいたいと思い、搾乳所で体験してもらうことにしました。
参加者は、家族だけでなく、若い人のグループも多いそうです。
「うちは観光牧場ではありません。楽しみながら酪農の現場を知ってほしいし、食育にもなればと思い、乳搾り体験を行ってきました」
乳搾り体験後には、ミルクの試飲ができます。
生クリームを使ってバター作り体験!
「磯沼ミルクファーム」には、もうひとつ体験プログラムがあります。
「乳搾り体験のオプションとして、バター作り体験(参加費1グループ1,000円)を実施しています。150ccの生クリームが入った瓶を参加グループごとに1本お渡しするので、一生懸命振ってください」
瓶を振ると生クリームに含まれる脂肪がくっつき、水分が出てくる。余計な水分はカップに移し、さらに振り続けると15分ほどでバターができます。
「取り出した水分はバターミルクといいます。さわやかな甘みがあり、おいしいんです。ぜひ飲んでください」
「乳搾り体験のオプションとして、バター作り体験(参加費1グループ1,000円)を実施しています。150ccの生クリームが入った瓶を参加グループごとに1本お渡しするので、一生懸命振ってください」
瓶を振ると生クリームに含まれる脂肪がくっつき、水分が出てくる。余計な水分はカップに移し、さらに振り続けると15分ほどでバターができます。
「取り出した水分はバターミルクといいます。さわやかな甘みがあり、おいしいんです。ぜひ飲んでください」
手作りバターが完成したら、磯沼さんが用意したパンかクラッカーにつけて実食。シナモンシュガーなどをかけて食べることもあるそうです。ただし、体験時間内に食べ切るのがルール。衛生上、持ち帰りはできません。
どうしたらバターができるのか知っている人は多いはず。でも、実際作ったことがある人は少ないと思います。
「作るだけでなく、できたてのバターを食べることで、五感を刺激してください」
どうしたらバターができるのか知っている人は多いはず。でも、実際作ったことがある人は少ないと思います。
「作るだけでなく、できたてのバターを食べることで、五感を刺激してください」
家族や仲間と酪農体験をしてみませんか?
楽しい遊びの中に学びがある。それが磯沼ミルクファームの特徴です。家族みんなで牛とふれあい遊ぶなかで、「ミルクはお母さん牛の愛情が作る」というあたりまえのことを、心から実感できるはず。
2020年12月3日に開催された「にっぽんの宝物プロジェクト」では、磯沼ミルクファームのミルクを使った「東京Mammaマンマ Sweet potato」(八王子)のスイートポテト「高尾ポテト」が、圏央道(1都4県)の宝物グランプリ2020-2021の「スイーツ部門」でグランプリを受賞しました️。
酪農体験を存分に楽しんだあとは、磯沼ミルクファーム産のおいしいミルクや乳製品を買って帰ってみてください。そのおいしさと共に家族団欒を楽しめば、牧場での体験は、より良い思い出として記憶に残ることでしょう。
2020年12月3日に開催された「にっぽんの宝物プロジェクト」では、磯沼ミルクファームのミルクを使った「東京Mammaマンマ Sweet potato」(八王子)のスイートポテト「高尾ポテト」が、圏央道(1都4県)の宝物グランプリ2020-2021の「スイーツ部門」でグランプリを受賞しました️。
酪農体験を存分に楽しんだあとは、磯沼ミルクファーム産のおいしいミルクや乳製品を買って帰ってみてください。そのおいしさと共に家族団欒を楽しめば、牧場での体験は、より良い思い出として記憶に残ることでしょう。
取材協力
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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