ライター : きく

キュウリにはどんな種類があるの?

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キュウリは、シャキシャキ小気味いい食感が特徴的なお野菜。日本だけではなく世界中に分布しており、約500ほどの種類があります。私たちが普段から使っているのは、代表的な白いぼキュウリです。

ほかにも代表的な品種が3種類あるのですが、皆さんはご存知ですか?まずは知っておきたい、代表的な4種類のキュウリについてご紹介します。

代表的なキュウリの種類

通年取れる定番キュウリ「白いぼキュウリ」

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私たちが普段から使っているのが、この「白いぼキュウリ」。病気に強く、収穫量も多いので、生産しやすい種類と言われています。表面のイボイボが白いことからこの名前がつき、日本人にとってこれぞキュウリといった、やわらかく、みずみずしい食感が楽しめます。漬物や加熱調理するよりも、生食に向いた種類です。

つやつやボディーで加工がしやすい「いぼなしキュウリ」

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白いぼキュウリと同じく通年出回る「いぼなしキュウリ」は、その名の通り、表面にイボがないキュウリのことを指します。つるっとしていて水切れがよく、傷つきにくいので、加工に向いたキュウリです。

青臭さが少なく食感がやわらかいので、サラダや丸かじりするのがおすすめ!いぼなしキュウリには代表種の「フリーダム」や、ミニキュウリタイプの「ラリーノ」などがあります。

キュウリが苦手な人も食べやすい「白キュウリ」

夏から秋にかけて旬を迎える「白キュウリ」。種類は、先端部分だけが緑色でそのほかは全体的に白い「半白(はんじろ)キュウリ」と、全体が白色〜淡い黄色の「白キュウリ」の2種類があります。

半白キュウリは現在、伝統野菜として栽培されるのみで、店頭で見かけることはほとんどありません。白キュウリはサラダやピクルスに向いた種類で、青臭さがない風味が特徴。キュウリっぽい風味や味わいが苦手な人も食べやすいと評判です。

一本漬けにおすすめ「ミニキュウリ」

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小さくて、手軽に食べられる「ミニキュウリ」。いぼなしや白キュウリと同様に、青臭さがなく、生で食べられるのが魅力です。ミニというだけあって、成長しても10cm程度にしかなりません。丸ごと漬物にするのも簡単ですよ。

ミニキュウリには、大きくなる前に若取りしたものと、もしくは「サラ」や「リル」「ミニQ」などの専用品種の2種類があります。

珍しいキュウリの種類

中国品種の改良種「四川キュウリ」

「四川キュウリ」は、中国品種の四葉系を改良したキュウリ。イボイボが印象的な、白いぼキュウリの仲間です。表皮が薄く、白いぼキュウリ譲りの歯切れとみずみずしい食感があるので、漬物を作るのに向いています。

漬物屋さんが使うキュウリの多くは、この四川キュウリなんだそう。あまり市場に出回っていないので、家庭菜園で育ててみるのもおすすめです。

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