ライター : とも花

料理家 / レシピライター

うまみがジュワッ♪ 夏野菜の揚げびたし

Photo by とも花

調理時間 25
彩り豊かな夏野菜をたっぷり使う、素材のうまみあふれる揚げびたしです。とろけるようななす、ほくほくとした甘いかぼちゃ、独特の食感が楽しいオクラなど、季節の味が存分に楽しめますよ。めんつゆを使って手軽に作れる、和のおかずです。

材料(4人分)

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※お使いのめんつゆの濃縮タイプに合わせて、水の量を調節してください

作り方

1.野菜を切る

白い皿に盛られたカット済みのなすとプチトマト

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なすはへたを切り落として縦半分に切ります。皮目に3~4mm間隔で斜めに切り込みを入れ、3~4cmの長さに切ってください。プチトマトのへたを手で取り、実に残る固い部分は包丁の切っ先を使って、くりぬきましょう。
白い皿に盛られたカット済みのズッキーニとかぼちゃ

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かぼちゃは7mm幅に切り、ズッキーニは厚さ1cmの輪切りにします。
丸い皿に盛られたカット済みのアスパラガス

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アスパラガスは根元の固い部分を切り落とし、はかまを削り取りましょう。根元から3cmほどの固い皮をピーラーでむき、長さ4~5cmに切ります。
丸皿に盛られたカット済みのオクラと黄パプリカ

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オクラはへたの先を切り落とし、固いガクの部分をむきとります。揚げているときに破裂するのを防ぐため、包丁の先で縦に切り込みを入れておきましょう。黄パプリカは幅1cmに切ります。

2.野菜を素揚げする

なすを素揚げしている様子

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揚げ油を170℃に熱し、野菜を素揚げします。なすは皮目のほうから揚げると、色よく仕上げられますよ。2分ほどたったら裏返してさらに1分揚げましょう。
揚げ網の上に並べられた野菜の素揚げ

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かぼちゃはとズッキーニは表裏1分ずつ、オクラとアスパラガスはそれぞれ箸で転がすようにしながら1分、パプリカとプチトマトはサッと揚げる程度にします。揚げ網の上に重ならないように置いて、油を切りましょう。

3.めんつゆに漬け込む

バットの中で漬け汁に漬け込まれた野菜の素揚げ

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素揚げした野菜が熱いうちに、めんつゆと水を合わせた漬け汁に漬け込みます。このまま30分以上置いておきましょう。

4.盛り付ける

柄入りの丸皿に盛り付けられた、なす、かぼちゃ、オクラなどの揚げびたし

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器に彩りよく盛り付け、漬け汁をまわしかけたらできあがりです。ほんのり温かい状態でも、冷蔵庫でしっかり冷やしても、どちらもおいしくいただけますよ。

余ったらコレ!揚げびたし野菜の活用方法

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たくさん作って余ってしまった揚げびたしは、そうめんや冷やしうどんにのせていただくのがおすすめです。さっぱりした冷たい麺に揚げびたしの豊かなコクが加わって、食べ応え満点のひと品になりますよ。お好みで、大葉や針しょうがをのせてどうぞ♪

揚げびたし野菜は副菜としてはもちろん、肉類や魚介類を加えればメインのひと皿にもなります。さまざまなアレンジが楽しめるので、いろいろお試しくださいね。

揚げびたしで夏野菜をおいしく食べよう

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色よく揚がった野菜の見た目が食欲をそそる、揚げびたし。だしの香りが素材のうまみを引き立てます。落ち着いた味わいと彩りのよさから、おもてなしにもおすすめのひと品です。冷蔵庫で保存すれば、翌日もおいしくいただけますよ。夏の野菜料理のレパートリーに、ぜひ加えてくださいね。

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